【KAC20227】底辺作家の私が四半期9位にランクインした話

帝国城摂政

第1話

 自分の事をぼろクソにいう変態趣味はないが、私は自他共に認める底辺作家である。


 一生懸命頑張って書いた作品が読まれて批判されまくったり(お前の書く文章は日本語としておかしい、一から勉強し直せ的な発言を2、3個もらったことがある)。

 あまりにも読まれなくて、へこたれまくった結果として打ち切りにしたら怒られたり(2年後くらいに"続きを書け"との怒り交じりのラブコールがありましたが、流石に無理なので無視してます)。


 そんな、胃がキリキリ痛むような中で、何とか10年近く続けてきたのですが、つい先日、「小説家になろう」で書いていた作品が、四半期9位にランクインしてたと、感想で知りました。

 ……え? マジで?

 一瞬、本当に二度見して、それ本当に私の作品ですかと疑いましたもの。


 で、調べたところ、流石にジャンル別という制約はありましたが、確かに四半期9位のところに、自分が頑張って書いた作品が……!!


 こんな縁で出会えたという奇跡!!

 そして、だからこそ、今底辺で悩みまくっている人達に、こう伝えたい!!



「分析のために、ピッ〇マを見ろ!!

 ランキングに載ってる作品と同じテーマを、自分なりの解釈で書いただけで、ここまで来たぞ!!」



 私はピッ〇マのとある人気作を見て、自分だったらこう作ると思って書いた作品「俺の召喚獣だけレベルアップする」が四半期9位まで来れましたよ?!


 そう、全ては他サイトで受けてる物の真似から始まる!!

 自分1人で頑張るという考えは捨てよう! 別れを告げよう!!


 そう、全ては他サイトのランキングを見るだけで、解決するんだと!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【KAC20227】底辺作家の私が四半期9位にランクインした話 帝国城摂政 @Teikoku_Jou

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ