春にさよなら2
前回に引き続き、参加者の方々の作品をご紹介していきます。
小森 もこ さん
https://kakuyomu.jp/works/16817330655607434582
いきなりの水平チョップ!
からの、とっても可愛らしいお話でした。
あなたがどれだけ素敵か、あなたに分かってほしい。
互いを思いやる心が、優しくて暖かです。
続きましてこちら
ポテろんぐ さん
https://kakuyomu.jp/works/16817330655472492403
ファンタジーな世界観での異種族交流。
お互いに歩み寄りたい。けど怖い。
小さな勇気で一歩を踏み出してみれば、それだけで見える世界がガラリと変わる。
彼らが戦うのは、そんな世界そのものでした。
そこからナツが歩んできた戦いの日々に思いを馳せれば、胸が熱くなります。
お次はこちら、二作連続投稿です
ふづき詩織さん
SS
https://kakuyomu.jp/works/16817330655433299925
PP
https://kakuyomu.jp/works/16817330655494869780
SSは私も書いてみようかと考えた構図だったんですよね。桜視点っていう。上手く書こうと思うとちょっと時間かかっちゃうな、と思い諦めたんですが、お見事な筆致で書きこなしていました。
そうそう。そうなんですよ。筆致企画の醍醐味はこういうところなんですよ。素晴らしい。
ハルの狂気と凶行を、感情のない存在が淡々と語っているところにまた味があります。
PPはもう、ね。キャッチコピーが全てを語ってますね。
ンクアックアー! アー! アー!
『それでも町は廻っている』で、ヒロインに飼われているタヌキのジョセフィーヌが、いつか自分も成長したらシェパード犬みたいな体型になると信じていたところ、ダックスフンドから『僕も昔はそう思ってたよ』と言われ愕然とするシーンを思い出しました。
どんどん行きましょう
野々ちえ さん
https://kakuyomu.jp/works/16817330655322370765
こちらはお題に対しとてもシンプルな回答をしているな、と感じました。
それだけに、というべきなのか、だからこそ、というべきなのか、作者の筆致の色がしっかりと現れているように思えます。
コンプレックスと葛藤。自分がみじめに思える日々。そこから逃げ出し、時を重ね、新しい自分になり、そして思い出すのは、あの日背を向けた大切な記憶。
記憶が薄れていくにつれ、思い出は濃く鮮やかになる。名フレーズでした。
もっと行きましょう
邑楽じゅん さん
https://kakuyomu.jp/works/16817330655641000253
意外と珍しい三人称視点で、日本の田舎村の閉鎖された社会を描きます。
仲違いしたまま今生の分かれとなった友の代わりに、彼女の見れなかった景色を見に、若者は旅立つ。
社会の理不尽、世の中の無情、それら全てを受け止め、前へ進もうとするナツの姿が痛々しくも美しく描かれています。
さらに行きましょう
霞さん
https://kakuyomu.jp/works/16817330655742053312
ジャンルを現代ファンタジーにしての参加。
外国人の恋人の冒頭のセリフ、「ナツのルーツを訪ねたい」に、既に欧米人の価値観を感じます。それに対して、他の参加者の作品と比べても日本のド田舎の風景描写が細やかでリアル。
旅立ちの前、心に浮かんだ原風景には、いつも一緒にいた相棒の姿。
「ナツのうそつき」のセリフにも、愛おしさが溢れています。
それでは、今回のラストはこの方
藪坂さん
https://kakuyomu.jp/works/16817330655490888345
かっけええええ!!!
最後の「ハルにサヨナラ」がものすごいバッチリ決まってます。
肝心なところでヘタれてしまう野球少年に、幼馴染の少女からのとびっきりのおまじない。
俺が最強の4番になる。
私に夢の続きを見させてよ。
かっけええええ!!!
私には書けないタイプの熱さでした。
お見事です。
はい。というわけで今回はここまで。
続々新作が投稿されてますね。
期日いっぱいまで楽しませて頂きます。
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