第28話 魔力の暴走

 兄貴の悲痛な叫びが迷宮内に響き渡る。

 漆黒の竜巻は激しい轟音と共に兄貴の身体を乱暴に

 包み込み、暴力的に渦巻いた。


 兄貴の身体は上下左右に流れ、迷宮の地面から十メーレル(約十メートル)以上も離れた空中で体中を乱暴にシェイクされる。 そして天井付近に近づいてから、山なりの放物線を描いて、地面目掛けて急降下する。 だが寸前のところで受身の姿勢を取る兄貴。


「ぐっっ!?」


 呻き声を漏らし、背中からまともに地面に激突する兄貴。


「あ、兄貴!?」


「ラ、ライル兄様!?」


 俺とエリスが思わず声を上げた。

 だが兄貴は全身を震わせながらも、地面から身体を起こそうとする。


 しかしマルクスの渾身の剣技を喰らい、更に魔法で全身を振り回された。 並の冒険者ならもう意識を失っているだろう。 でもこんなボロボロの状態でも兄貴は再び立ち上がろうとしていた。 だがマルクスがゆっくりと兄貴の許に歩み出した。


 もう俺達がマルクスを食い止めるしかない。 

 俺が――俺が兄貴を助けるしかない。


「メイリン、エリス! 兄貴を助けるぞ!」


「当然でしょ? ラサミス、アンタがアイツを引き付けて! 

 中間距離からアタシが魔法で攻撃するわ! エリスは回復と支援をお願い!」


「わかったわ! ラサミス、早くライル兄様を助けて!」


「当然だろうおおおおおおおおおおおおぉぉぉっっ!!」


 俺はそう叫びながら、銀の戦斧を両手に構えながら全力で地を疾走する。

 もう兄貴達の力は当てに出来ない。 俺達でマルクスを倒すしかない。


 だが俺達なんかでマルクスを倒せるだろうか。 

 ――いやもうやるしかないんだ!


「兄貴っ――――――今、助けるぜえええええええええっ!!」


「……兄貴だと? もしかしてお前、ライルの弟か?」


 と、足を止めてこちらに視線を向けるマルクス。


「その通りだ! 俺はラサミス・カーマイン! ライル・カーマインの実弟だ! マルクス、テメエの相手はこの俺が引き受けてやる! ――覚悟しろ!!」


「ほぅ、麗しき兄弟愛じゃないか? いいだろう、相手してやるよ」


 マルクスは僅かに口の端を持ち上げて、漆黒の長剣をヒュンと一回振った。

 上級職ハイクラスの魔剣士対ひよっ子レンジャー。


 本来ならこうして相まみえる事もないだろう。 

 それぐらい力量に差がある。


 だがそれでも戦うしかない。 

 もう俺達でこの男を食い止めるしかないんだ。 


 でも絶対に諦めない。

 例え勝てなくても兄貴達が再起するまで絶対持ちこたえる。



「――マルクスゥゥゥッ!! この俺が相手だああああああっ!!」



 俺は身を低くしながら地を蹴り、マルクスへ襲い掛かった。

 戦斧の軌跡が空気を切り裂き、銀の斧と漆黒の刃が衝突する。


 幾度かの斬撃を繰り返して、俺は再び銀の戦斧を大きく振り下ろした。

 だがスウェイバックして弧を描く銀の軌道を避けるマルクス。


 そして無防備になった俺目掛けて、マルクスは即座に強烈な突きを繰り出した。

 繰り出される突きを銀の戦斧で横に叩く。 


 その衝撃で両手が痺れるが、

 次に繰り出された袈裟斬りをサイドステップで回避。 

 すぐに後退。 だがすぐに詰められる。


 袈裟斬り、逆袈裟、薙ぎ払い、怒涛の連続攻撃を仕掛けるマルクス。

 だが俺も必死に戦斧を振り回し、弾き、払い、その猛攻に耐える。


 ……妙だ、マルクスの剣技に俺が対応できている。

 よくみるとマルクスはやや目を充血させて、呼吸を乱している。 


 その胸部の十字の傷口からはまだ鮮血が流れている。 

 なるほど、いくらマルクスといえど兄貴の

 上級剣術スキルをまともに喰らったんだ。 

 そのダメージは想像していた以上に深いようだ。


 ならば馬鹿正直に真っ向正面で戦う必要はない。 

 ありとあらゆる手を使ってマルクスを疲労させて、勝機を見出す。 

 漆黒の長剣を振り回すマルクスと、戦斧で防ぐ俺。


 その身体能力と培われた戦闘スキルを活かして、

 攻め続けるマルクスが終始有利ではあるが、

 俺は無理して打ち合わず、定期的に間合いを取ってその猛攻を凌ぐ。


 ――よく見れば剣速も弱まっている! 

 ――この程度なら、けっして躱せない速度じゃない!


 もちろんマルクスの身体能力の高さと剣技は脅威である。 

 まともに受ければ致命傷は確実だ。 

 剣術スキルに到っては一撃喰らっただけで戦闘不能になるだろう。


 だが、命中しなければ、意味はない。 

 とにかく冷静クールに、冷静クールになれば対応できないレベルではない。 銀の輝きが瞬き、漆黒の長剣を打ち払う。


 次第にマルクスの表情に焦りの色が見え始めた。

 その隙を逃すまいと、中間距離からメイリンが魔法を詠唱する。


「フレイムボルト!」


 炎雷が轟き、メイリン右手から紅蓮の炎が放たれた。 

 爆発音とともにマルクスの巨体がわずかにグラついて、後退する。

 そしてメイリンは右手を突き出して、続けざまに魔法を連発する。


「――アイスバルカン!」


 メイリンがそう叫ぶと、同時に右手の掌から強い冷気が発生する。

 ひょうのような氷の塊が生み出されて、マルクス目掛けて放たれた。


 ヒュン、ヒュン、ヒュン、ヒュン。 凄い勢いで氷の塊が放射状に降り注ぐ。漆黒の長剣を縦に構えて受け止めるマルクスだが、防ぎきれない氷の塊が漆黒の甲冑に命中する度に「カン、カン、カン」と乱暴なノック音を響かせる。


 勢いに押されたマルクスは剣を構えたまま、ジリジリと後ろに下がる。

 そしてそれと同時にメイリンが魔力回復薬マジックポーションを一気に飲み干す。


「――行くよ、フレイムボルトォォォオオッ連射バースト!!」


 撃つ。 撃つ。 撃つ。 撃つ。 

 ここぞとばかりに魔法を連射するメイリン。


 詠唱の短い初級魔法は一発の威力は弱いが、

 連射できるのでこのように力押しする時は便利だ。 

 反射の魔法を使用するマルクスの前では、

 大技よりこういう小技で徹底的に足止めする方が有効かもしれない。 

 こんだけ連射されればダメージも蓄積するだろう。


 ズドドドドドォォォォンッ!!


 激しい爆発音と爆風が生じて、俺達の視界も霞む。

 土と草が燃えた焦げくさい臭いが周囲に漂う。 

 思わず左手の甲で鼻を塞ぐ俺。


 そして爆風が収まると、黒煙の中からゆっくりとこちらに歩み寄る人影が現れた。 漆黒の甲冑のあちこちから黒い煙を吐き出し、蜂蜜色の髪も灰だらけになったマルクスが充血した双眸を細め、歯軋りしながら、こちらを睨んでいる。



「……舐めた真似してくれるじゃねえか。 ここまでコケにして、只で済むと思う……うっ……うおおおお……おおおおおおっ…………おおおおおおおおおおっ!!」


 急にマルクスが喉を抑えて、悶絶するように喘ぎだした。

 「ごほ、ごほ、ごほ」と咳き込み、

 身体を九の字に曲げながら全身を痙攣させている。


 どういう事だ? 

 初級魔法といえど連射で喰らったから思った以上に効いてるのか?

 そんな俺の疑問を氷解すべく――



「……アイツの中の魔力が暴走し始めてるのよ。 アイツは知性の実グノシア・フルーツを食べて肉体と魔力も強化されたけど、魔力を貯蔵する器そのものは変わってないわ。 器が変わらないのに魔力の供給量だけが増したら、当然魔力は器から溢れ出して、心身共に疲弊するわ。 だからアタシはあえて初級魔法を連射したのよ。 強い魔法じゃまたあの漆黒の防壁で防がれるからね」


 そこで一端言葉を切り、軽く深呼吸するメイリン。


「でも初級魔法といえど魔法を受ける度に自動的に魔法防御が働き、魔力を消費するわ。 それを何回も何回も繰り返してみなさい? 体内での魔力消費が進み、溢れ出している魔力が自動的に減少した魔力を補うわ。 でも魔力も血液と同じで過剰に摂取すると体調に異常をきたすのよ。 つまり連続して受けた魔法に対して、補填される魔力の供給に肉体が追いつけないの。だから貯蔵されない魔力が暴走して心身を圧迫してるのよ!」


 と、メイリンが勝ち誇った表情で高らかにそう言い放った。 

 なるほど、禁断の実を食べて肉体と魔力は強化されたが、魔力を貯蔵する器自体は変わってない。 だから魔法を連続して浴びせると、魔力の消費サイクルがおかしくなり、器そのものが異常をきたすというわけか。 


 なるほど、結局人という器では知性の実グノシア・フルーツの恩恵を完全に受け止める事が出来ないようだ。 それが人の限界であり、だからこそ知性の実グノシア・フルーツは禁断の実と呼ばれてるのかもしれない。

 

 そう考えれば色々と説明がつく。


「ぐっ……ま、魔力の暴走か。 

 な、なるほどよく気付いたな、小娘風情がっ……」


 呼吸を乱して、真っ青な表情でマルクスが忌々しそうに呟いた。

 メイリンは「ふふん」と鼻を鳴らして、挑発的な笑みを浮かべた。


「小娘でも一応れっきとした魔法使いなのよ? 脳味噌筋肉な剣士より魔法や魔力に関してはアタシの方が詳しいわ。 大体、人には分相応というものがあるのよ。 それをどういうつもりか知らないけど、土足で好き勝手踏み歩いてみなさい? それ相応の報いを受けるのは当然よ。 挙句の果てに他種族に知性の実グノシア・フルーツを売りつけるなんて狂気の沙汰よ! アンタは根本的に歪みきってるのよ。 アンタ一人で苦しむのは勝手だけど、周囲を巻き込む根性が気に入らないわ。 要するに無頼派きどってる癖に性根は構ってちゃんなのよ! それがアンタの本質なんだよ!!」


 珍しく表情にも声にも熱を篭めるメイリン。

 だが俺も激しく同意する。 

 結局マルクスも兄貴やドラガンに依存しているんだ。


 でもそれを憎しみや敵意という歪んだ形でしか表現できないんだろう。

 だけどそんなのは間違っている。 


 本当に兄貴やドラガンの気を引きたいなら、普通に友情を育めばいい。 

 でもそれが出来ないのだろう。 俺にも少しだけ理解出来る。


 少し前までの俺も燻っていたから、マルクスのような感情も分からなくはない。

 人は弱い生き物だ。 だから楽な方に流れて行く。 

 傷つくのは嫌。 だから他人を拒絶する。 でも本当に一人ぼっちは嫌。 

 だから歪んだ形でしか他人と接触出来ない。


 恐らくマルクスの抱える闇は相当深いのだろう。

 だからその闇に飲まれて、他人にも自分にも

 負の感情でしか接する事が出来ないのだろう。 

 でもそんな事は他人には関係ない。 


 自分自身でしか自分の闇は拭えないし、

 それを乗り越えるのが人の生き方というものだ。 

 でもそれがやりたくでも出来ないのだろう。


 考えてみれば可哀想な男だ。 

 終わる事でしか終われない破滅的な男。


 だがそんな自己中心的な奴に周囲を掻き回されたら、堪ったものじゃない。

 少なくとも俺はそうさせるつもりはない。 


「マルクス、メイリンの云う通りさ。 お前は歪んだ構ってちゃんなんだよ。 兄貴やドラガンに嫉妬するだけならまだしも、気を引く為に知性の実グノシア・フルーツを悪用するなんて、お前の性根は曲がってるんだよ。 救えないぜ、お前という奴は!」


 俺は吐き捨てるようにそう叫んだ。


「……そうさ、俺は狂っている。 救われようのない男さ。 だから俺は最後まで己を曲げない。 そうする事でしか生きれない男なのさ。 だが俺にも俺の意地がある。 ……ここまで俺に言わせたんだ。 お前等で俺の怒りと狂気を受け止められるかな?」


 半ば開き直った感じでマルクスは呪詛のようにそう呟いた。

 二メーレル近いマルクスの身体はかなり傷ついている。 

 胸部には刻印のように十字架が刻まれ、傷口から鮮血が

 流れており、初級魔法の連射で漆黒の甲冑も半壊状態だ。


 更には肉体の負傷に加えて、魔力が暴走状態。 

 並の冒険者なら立っている事すら不可能であろう。 


 その精神力と意地という名の最後の自尊心プライドで自我を保っている。 

 だがそろそろ限界も近い筈だ。 ならば俺自身の手で引導を渡してやる!

 俺は銀の戦斧の柄を両手で握りながら、双眸を細めた。


「ラサミス、そんな奴に負けないで! 我は汝、汝は我。 我が名はエリス。 レディスの加護を我が友に与えたまえ、『――プロテクト』!!」


 後方からエリスがそう叫び、素早く呪文を詠唱すると、

 彼女の銀の錫杖から眩い光が放たれて、優しく俺の身体を包み込んだ。 

 絶妙なタイミングでの支援。 流石エリス!


「ありがとうよ、エリス! 必ず勝ってみせる!」


「うん、私信じてるから! ラサミスの事を信じてるから!」


 俺とエリスが言葉を交わす中、

 マルクスが苦々しく口を真一文字に結んでいた。


「クソッ……邪魔な女僧侶プリーステスめ! その動きを封じてくれよう! ――『影の拘束シャドウ・バインド』!!」


 手にした漆黒の長剣を頭上に掲げて、マルクスはそう呪文を詠唱する。

 すると後方で待機するエリスの影の中から、

 黒い縄のような物が現れて、エリスを縛り上げる。


「な、何よ、コレ!?」とエリスが黒い縄を解こうと暴れるが、

 解ける気配はない。 

 おそらく拘束系の暗黒魔法だろう。 


 これでエリスの支援は封じられた。 

 だが暴走状態で魔法を行使したマルクスも「ごほ、ごほ」

 と苦しそうに咳き込んでいる。


「――心配するな、エリス。 コイツを倒してすぐ終わらせてやるよ」


 俺は身体を捻り、後ろを向いて満面の笑みでそうエリスに声をかけた。


「ラサミス! 私は大丈夫だから! 負けないで! 勝って! 絶対勝ってね!」


「ああ、必ず勝つさ! だからエリスは安心して見守ってくれよ!」


 そう言葉を交わし、再び前方を向くと、

 マルクスが左手を持ち上げて顔を覆っていた。


「…………ふ、ふ、ふふ」


 その指の間から、マルクスの乾いた笑いが、細く漏れた。


「ふふ。 本当に……お前等は絵に描いたような理想的なパーティだな。 仲間に、絆に、信頼。 俺が望んで手に入らなかった物を全て持っているな。 素直に羨ましいぜ。 流石ライルの弟というべきか。 いいだろう、ラサミス。 俺も本気で貴様と戦おう!」


 そして、左手を掲げて、拳を握りしめながら、強く引き戻した。


「――来い、マルクス!」


 双眸を吊り上げ、俺は猛る闘志を己の身体に装填する。

 こちらの闘志に呼応するように、マルクスも漆黒の長剣を俺へと向ける。


 次の瞬間、一気に間合いを零にして、俺達は力の限り武器を振るった。

 お互いに一歩も引かず、持てる限りの力を尽くして激しい斬戟を応酬する。


 俺はマルクスの猛攻を防ぎ続け、隙を見つけては勇猛果敢に斬りかかる。

 だが単純な戦闘の技術の差は明白である。 俺の放つ一撃はことごとく外れた。

 そしてマルクスはその間隙を突くように――


「――喰らえっ! 『ヴェノム・スティンガー』ッ!!」


 素早く技名コールを告げて、両手で握った長剣を力強く一直線に振り下ろす。

 アイラを一撃で倒したマルクスの剣技スキル。 

 俺が喰らえば最悪死亡の可能性がある。


 俺は必死に横にサイドステップして、地面を転がりながらその剛剣を躱す。

 破壊力に満ちた一撃が地中を掘り返し、クレーター状の大穴を作り上げる。


 あ、危ねえ! やっぱりとんでもねえ剣技だ。 

 まともに喰らえば一撃で昇天ものだ。

 思わず冷や汗を掻きながら、俺は地面から立ち上がり、再び銀の戦斧を構えた。

 

 やはりまともに戦っても、勝機はない。 まあ当然といえば当然。

 ほんの少し前まで一人旅ソロで兎狩りしていた俺に対して、

 相手は戦闘種族の竜人に加え、上級職の魔剣士。 


 本来ならこうして相対している事自体がありえない。 

 子供と大人……いや赤ん坊と大人ぐらいの力の差といっていいだろう。


 だが不思議と俺の中の闘争心は揺らがない。 

 俺の中の何かがこの男から逃げる事を許さない。 

 勇気? 闘争心? 自己犠牲精神? 

 いや違う、そんな立派なものじゃない。


 多分俺は望んでいた最高のシチュエーションに巡り合わせているのだ。

 エリスやメイリンを見返したい。 兄貴に認めてもらたい。 

 ドラガンやアイラにも俺という存在を認めて欲しい。 

 そして皆の前でいい格好がしたい!


 ――それが今この瞬間なんだ。 ドラガンやアイラは倒れ、兄貴も満身創痍だ。

 ――エリスは拘束されて、残る仲間はメイリンのみ。 絶体絶命のピンチ!

 ――だから逃げる事だけは絶対に許されない。 そう今までとは違う。


 ――今までは独りで全て諦めて逃げてきた。 傷つくのが怖くて、逃げていた。

 ――それが楽だったし、傷つくのは自分独りでよかった。 でも今は違う。

 ――もう俺しか居ないんだ。 俺しかこの窮地を救えないんだ。


 ――だから俺は戦う。 

 ――ここで逃げたら一生後悔する。 もちろん恐怖心はある。

 ――でも、でもやっと望んでいた自分になれそうなんだ!

 ――だから……だから俺は今この瞬間に全てを賭けてやる!

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