星廻る輩 ☆陸

鵜飼うかい先生」


 背後からかかった呼びかけに、廊下を進んでいた鵜飼は足を止めて振り返った。


 最終下校時間間際の校内は人気ひとけが少ない。視界に入った玲子以外、この付近に人影はなかった。


「幸徳井、まだ残っていたのか。どうした?」

「今日の演習の件で、お聞きしたいことが」

「何か問題があったか?」

「いえ、それほどたいしたことではないのですが……」


 玲子は一瞬ためらう素振りを見せたが、鵜飼に無言でうながされて口を開いた。


「あれはあえて、ですね」

「あえて、とは?」

「あの三人を組ませたことです」


 主語もない切り出しだが、その趣旨を即座に理解した鵜飼はうっすらと笑った。


「きみにはお見通しか」


 そうして彼は話し出す。


「あの三人には、伸びしろがある」


 今回の訓練であの三人――ゆら竜之介りゅうのすけ梨々花りりかのチームが上手くいかなかったことは、鵜飼の想定内だった。玲子の言うとおり、それをわかった上であえて組ませたのだ。


 梨々花は、誰とでも分け隔てなく接し、周りをよく見ているため、司令塔としての役割に適している。だが、混乱してしまうとその力が発揮されなくなってしまうのが玉にきずだ。


 竜之介は、術式の扱いにおいては一年生の中でトップの実力を持つ。だがそれゆえに、我が強く、自分より実力が下の者を見下す傾向にある。だから、集団戦も人を選んでしまう。


 そして、響は――まず集団というものに慣れてもらうこと。それがまず第一だ。


 黙然と見つめてくる玲子の視線を受けながら、鵜飼は口の端に笑みを浮かべた。


「如月が来てくれてちょうどよかったな」


 嘉神学園入学時からAクラスに入っただけあり、梨々花と竜之介の実力は高い。ただし、各々の欠点も顕著けんちょだったため、そこをどう克服させようかと思案を巡らせていたところに、響が転科してきた。その響も問題点がそれなりにあるものの、それも含めてお互いにいい刺激になると鵜飼は踏んだ。


「協調性を持ち仲間を信じることで、自分の力を最大限に発揮できる。各々の欠点を克服できたとき――化けるぞ、彼らは」


 鵜飼は楽しくて仕方がないといった様子だ。


「きみらも、うかうかしてられなくなるかもしれないな」


 からかうような口調でこそあれど、そこに含まれた響きは真剣みを帯びている。玲子は毅然きぜんとした態度で頷いた。


「望むところです。むしろ、Aクラスにいる以上は、そうでなくてはいけませんから」

「はは、さすがは生徒会長。頼もしいな」


 いえ、と玲子は頭を振った。


「お忙しいところを呼び止めてしまい、申し訳ありませんでした」

「いや、そっちこそ忙しいだろう。ほどほどにして早めに帰るようにな」

「お気遣い痛み入ります」


 それでは失礼しますと慇懃いんぎんに一礼し、玲子は去っていった。鵜飼もきびすを返すと、あごを撫でながら独りちる。


「まぁ、一週間で克服はさすがに厳しいだろうがなぁ。さて、何をさせようか――」



   ▼    ▼



「あーつっかれたぁ……」


 響はぼふっと枕に顔を埋めた。


 現在時刻は二十時過ぎ。寮で夕食と風呂を済ませ、部屋着になった響は自室のベッド二階に上がり、くつろぐ――もとい、だらけきっていた。


「食べてすぐ寝ると牛になるぞ」

「……それ本当なの、白澤はくたくさん」

「さて。そのような人間は見たことがないな」

「そりゃそーでしょーね」


 見事に毒にも薬にもならない会話である。


 今、同室のまきなは室内にいない。だから響は氷輪ひのわと堂々と話すことできている。


 ルームメイトはきっと消灯時間の二十二時付近まで帰ってこない。友人の部屋にでも行っているのだろう。知らないが。


 降魔科寮に来て数日のうちは、まきなは響に話しかけていた。響がどんなに張り合いのない態度でもめげずに寮のルールなどについて教えたりとあれこれ世話を焼いていたが、それがここ最近でぱたりとなくなってしまったのだ。


 さすがの響もそれには気づいていたが、だからと言って特に困るようなこともないのであまりに気にしていない。響がルームメイトに対して思っていることは、〝あのどもったしゃべり方はデフォルト〟ということぐらいのものだ。


 そんな薄情な主とは違い、まきなの態度が急変したのは響の降魔科での不真面目な姿勢が広まった辺りからだと気づいているのは氷輪だけだった。


 響を避けるようになったまきなは、消灯間際まで部屋を留守にするか、部屋にいるときは黙々と勉強をするかになっていた。まるで響などいないかのような扱いだ。


 一般でも特別でもクラスが違うし、朝は響よりも早く起きてさっさと登校してしまうため、この数日は挨拶も含めて一言も交わしていない。


 しかし、氷輪は何度か目撃している。


 時折、まきなが響をうらめしそうに見ているところを。


 あのおどおどしていた態度が嘘のようだった。いくら響の悪評が広まっているとはいえ、ここまで豹変ひょうへんするものだろうかと氷輪は少し違和感を抱いていたが、それだけだ。今のところ、こちらに何か仕掛けてくるような様子はないので捨て置いている。


「くるし……」


 それまで枕に顔を埋めていたが、さすがに呼吸が苦しくなってきた。仰向けになり大きく息を吸う響へ、氷輪が問いかける。


「して、響よ。どうする気だ」

「何がー?」

「再試の件に決まっておろう」


 主の顔を見下ろしながら、氷輪が眉をしかめた。


「このままでは再び落ちるぞ」

「んなこと言われたって、どうしようもないしなー」


 響は深刻に考えていない。面倒くさいとしか思っていないし、もうなるようになれ精神である。


 氷輪の呆れ顔を気にもせず、響は大きなあくびをした。


「ねっむ……。符を作ろうかと思ったけど、今日はもう寝よ――」


 そのとき、部屋をノックする音が聞こえた。


「誰だよ……」


 ルームメイトだったら軽くノックしたあと、すぐに扉を開けて入ってくる。


 しかしそうではない。とすれば、相手はそれ以外。つまり来客ということだ。


 今この部屋には響しかいない。だから自分が出なければならない。


 億劫おっくうそうにベッドから降りた響はドアノブに手をかけた。


 誰だかは知らないが、どうせルームメイトへの用事だろう。なんとタイミングの悪い。


 しかし、響の予想は外れた。


「――あ」


 ドアを開いた先にいた意外な人物に、響は軽く目を見張った。


「こんな時間にごめん。ちょっといい?」






 響の部屋を訪れてきた梨々花は、要件をその場で言わず、ただついて来てほしいとだけ請うた。


 非常に面倒だったが、仕方なくそれに応じた響が連れてこられたのは、女子寮と男子寮に分かれる空間の談話スペースだった。


 響たちが座ったのは、隅のほうの少し影になるところだった。どこから見ても、あまり目立たない場所である。


「あたしのこと忘れてない?」


 席について、梨々花が発した第一声がそれだった。響は目をしばたたかせる。


「……まぁ、そりゃ」


 人をなんだと思っているのだろうか。いくら人の顔と名前を覚えるのが苦手な響でも、今日きちんと見知ったクラスメートをそんなにすぐ忘れたりはしない。……これが一週間ほど経過していたのであれば、その限りではなかったかもしれないが。


 響の不満顔を見て取った梨々花が、慌てて訂正を入れる。


「ごめんごめん。あなた、すぐ人のこと忘れそうだったから、一応確認しとこうと思って」


 ずけずけと言われるが、間違っていない。それどころかかなり的を射ている。響の横で寝そべっていた氷輪がふっと笑い声を漏らす。


 渋面を作りつつ、響ははぁっと息を吐き、後頭部を掻いた。


「で、なんの用?」


 消灯時間は二十二時。三十分前には自室にいなければならない規則なので、もうすぐ二十一時になる現在、あまり時間がない。


 そうでなくとも疲れ切っている響はさっさと寝たかった。手早く済ませてほしい。


 話を促す響に、そうだったと梨々花が本題を切り出した。


「演習のことで、ちょっとね。あたしたち再試になっちゃったでしょ? それをどうにかするために作戦を練っておかなきゃって」

「あー」


 まぁ薄々気づいてはいたが、やはりその話だったか。


「本当はたかむらも呼びたいとこなんだけど、別に仲良いってわけじゃないから連絡先とか知らないし、さすがに男子寮に行くわけにもいかないじゃない?」


 あー篁と言えば、と梨々花がふいにくすっと笑った。


「如月さんって普段しゃべらないから知らなかったけど、結構はっきり言うタイプなんだ」


 なんのことかわからず、はてと首を傾げる響に、怒鳴り散らす竜之介に言い返したことだと梨々花は言った。


「転科してきたばかりの如月さんは知らないか。篁は一年生の中でトップの実力者なの。だから、あいつに強く言える一年生はいないのよ」


 そこで梨々花は胸の前でぱたぱたと手を振った。


「あ、馬鹿にしてるわけじゃなくって。実はちょっとスッキリしたんだー。あなた、意外と度胸あるのね」

「はぁ」


 どうでもいいようなことなので、響は気のない返事をする。


 それにしても、と梨々花が眉間にしわを寄せた。


「あいつホントなんなわけ? 降魔科一年生筆頭の実力だからって、あそこまでワガママ俺様野郎だったなんて思わなかった。何様なのはどっちだってのよ」


 ああもう思い出したらだんだん腹が立ってきた、と梨々花は憤懣ふんまんやるかたないといった様子だ。


 それを響が黙って見ていると、梨々花はふっと息を吐いた。


「ま、愚痴ってても仕方ないか。そんなことより今はどうするかを決めなきゃ」


 そう言って、梨々花は響をまっすぐ見る。


「で、どうしたらいいと思う?」

「どうしたらって……」


 響は口ごもった。そんなことを自分に聞かれても困る。


「まずこのテストで合格しなければ、どうなるのであろうな」


 答えあぐねている響の横で、ふいに氷輪が口を開く。


 すると、梨々花がびくりと肩を動かし、きょろきょろと辺りを見回した。


「如月さん、今何かしゃべった?」


 響はひとつ目を瞬かせると、無言でふるふると首を振る。


「そ、そう、よね……?」


 梨々花はそう言いながらも、おかしいなぁと小首を傾げている。


 響はちらと横を見た。氷輪が面白そうに梨々花へ視線を向ける。


「ほう、我の存在を多少なりとも察知しておるのか。……ふむ、その娘はよい術者になるやもしれぬ。響、繋がりを持っておいて損はないぞ」


 響は半眼になった。氷輪が思ってもいないような適当を言っている。眠いのだろうか。


 今のは聞き流すことにして、しかしその前の氷輪の疑問は響も引っかかった。なので、それを聞いてみることにする。


「てか、それどうしても成功させなきゃなんないわけ?」


 響の質問に、一瞬固まった梨々花が次の瞬間声を張り上げた。


「当たり前じゃない! 先生の出した課題をクリアしないと、あたしたちだけ次に進めない。それに降格させられたり、普通科に転科させられることだってあるのよ!? 最悪の場合退学だってあり得るんだから!」


 降格というのは、クラスが落とされることを指す。


 降魔科の特別授業クラスには、昇格試験というものが年に二回ある。二月と八月に行われるそれは、BからDクラスの生徒がクラスアップを狙って受ける試験であった。


 自分の実力を見せ、水準に達していればクラスを繰り上げることができるというものだ。


 主にA以下のクラスの降魔科生にとっての一大イベントであり、降魔士になれる可能性を上げられるチャンスなのであった。


 降魔科は完全実力主義だ。才能ナシの烙印らくいんを押されると、降魔科を追い出されてしまう。


 ただし、これは命を無暗に散らすことのないよう、という慈悲じひのある措置でもあった。


 降魔士は非常に危険な仕事だ。戦う妖異が強ければ強いほど、それだけ命のリスクも上がる。


 妖異は人間を殺すことにまったく躊躇ちゅうちょがない。人を殺して喰らって力を得ていく、そんな化け物だ。


 妖異との戦闘で殉職じゅんしょくする降魔士も、年間で一桁では足りないほどの人数が出る。実力のある降魔士ですら、常に命がけなのだ。


 そんな現場に半端な術者が出て行ったらどうなるかは、想像に難くないだろう。


 だから、そういった悲劇を少しでも減らすために、実力のある者だけが残るようにふるいにかけているのが降魔士育成機関なのであった。


 厳しい条件下で、それでも本気で降魔士を目指している生徒は、振り落とされないよう必死に食らいついている。


「汝が降魔科生の怒りを買っているのも、さもありなんといったところだな。うん? 響よ」


 氷輪が片目をすがめて響を仰ぎ見たが、しかし響はそれを聞いていなかった。


 そんなことよりも、響は梨々花のとある発言にきらりと目を光らせた。


 テストに合格できなければ、普通科に転科させられる。これはいいことを聞いた。


 輝血である響は、自身の気配を遮断しゃだんしてくれる結界が目当てでこの嘉神学園に入学した。そのため退学は困るが、転科なら大歓迎だ。


 これなら穏便おんびんに以前の生活に戻れるのではないだろうか。だったらむしろ不合格のままのほうが都合がいい。


 などという響のクズのような思考は、しかしあっさり打ち破られた。


「もし転科や退学ってことになったら降魔術使用許可証が剥奪はくだつされて、その後一切の降魔術の使用が禁止になるし、監視されるようになるんだって」

「…………」

「まぁそんなケースはめったにないらしいけどね。あたしも先輩から聞いただけだし、実際に目にしたことないもん」

「…………」


 なんだか知っているような話だった。それも実体験で。


 響の場合は、許可証を持たず秘密で使っていたのが見つかって降魔術の行使を禁止され、そして一週間監視されていた。


 それからなんやかんやあって普通科から降魔科へ転科することになり、今に至っているのだった。まる。


 わあ、まるっきり逆パターンじゃーん。びっくりー。


 光の消えた目で虚空を見つめる響の様子には気づいていない梨々花が、あっと声を上げた。


「退学は違ったかも。それはたしか、昔降魔術を不正に利用した生徒がいて退学になったって話だった」


 まぁそれはともかく、と梨々花は沈鬱ちんうつな表情を浮かべた。


「今回の場合で転科まではさすがにないにしても、降格はあり得るの。しかもチームでの演習だから連帯責任だし、このままだと三人揃ってクラス下がっちゃうかもしれない……」


 降魔士になる気のない響は、別にAクラスにまったく固執こしつしていないのでクラスが落ちようがどうとも思わない。AだろうがBだろうがどうぞご勝手にという感じだ。


 しかし、それが自分だけではなくチーム揃って、だという。


 自分ひとりならまだしも、他人を巻き込んでまでそうしたいかと言われれば、すぐには頷けないぐらいの気持ちは響にもある。


 だとすれば、自分が取るべき行動は――。


「ね、そうなったら如月さんだって困るでしょ!?」

「え、あー、まぁ……」

「でしょ!? だから、なんとしてでも合格しなきゃいけないってわけ!」


 適当な相槌あいづちにも構わず、梨々花はびっと人差し指を立てた。


「で、合格するにはどうしたらいいと思う!?」


 詰め寄ってくる梨々花の勢いに押され、響は後ろに身体をずらしながら思わずこう言ってしまった。


「え、と……れ、練習、とか?」

「そう! やっぱり練習あるのみなのよ!」


 響の返答に、我が意を得たりとばかりにうんうんと満足そうに頷いた梨々花は、ぐっと拳を握った。


「だからね、さっそく明日から昼休みに集まって特訓しようと思うの!」

「え」

「あ、あと放課後もできるだけやりたいわよね」

「ちょ、待っ――」

「大丈夫大丈夫、先生にはちゃんと許可もらっておくから。任せといて!」

「いやそういうことじゃ――」

「問題は篁だけど……まぁ最悪おどせばなんとかなるでしょ」


 響が制止をしかけるも、自分の考えに没頭している梨々花の耳には一切届かない。勝手に話が決められていく。


「じゃ、そういうことだからよろしく!」


 そうして立ち上がった梨々花はおやすみ! と手を振って、さっさと女子寮へ戻って行ってしまった。


 響はぽかんと口を開けて、その背中を見送ることしかできない。


「嘘じゃん……」


 面倒なことになった。これは本当に面倒だ。


 あとなんだか最後に物騒な言葉が聞こえたような気がしたが、気のせいだろうか。


 がっくりとうなだれる主とは反対に、これはなにやら面白いことになりそうだと式神は密かにほくそ笑むのだった。






 鳴り響くチャイムが、授業の終わりと昼休みの始まりを告げた。


 教室中の張り詰めていた空気が一気に弛緩しかんする。


 めいめいが席を立ち、食べる物を買いに教室を出たり、持参した弁当を取り出して仲のいい者同士で机を突き合わせ始める。


「如月さん」


 響もいつもの場所へ向かおうと立ち上がろうとした瞬間、脇に寄ってくる影を認めた。


「先生から修練場の使用許可を取りつけてきたわ」


 影の主は梨々花だった。どうやら一般授業も同じクラスだったらしい。今日初めて知った。


「お昼食べ終わったら、修練場に集合ね。篁には私から言っておくから」


 それだけ言い残して梨々花は離れ、普段仲良くしているのであろう友人たちの中に混ざっていった。


「どうするのだ?」


 視線を向けてくる氷輪に、響は小声で答えた。


「どうするって、行くしかないっぽいじゃん……」


 響は嘆息すると、今度こそ席を立って教室を出た。






「ちっ、なんで俺がこんなこと……」


 昼食を食べ終え、体育館へ向かった響は、すでに入り口で待機していた竜之介と梨々花と合流した。


「さっきも言ったでしょ。あたしたちが合格するためよ。それともあんたは降格させられたいの?」


 梨々花の言い分に、竜之介は歯ぎしりをする。


「もう時間ないんだから、つべこべ言わずにやるわよ」


 梨々花がさっさと修練場に入っていく。竜之介は舌打ちして後に続こうとした――ところで、ふいに動きを止めて響のほうを顧みた。


「俺はテメーを認めてねぇ」


 鋭く冷ややかな目で、竜之介は響を射抜く。


「なんでテメーみたいな古くさい術を使う上にやる気のない奴が、Aクラスにいんだよ」


 はっきり言って目障りだ。


 そう吐き捨てるように言うと、今度こそ出入り口をくぐっていった。


 なんでって、そんなこと、こっちが聞きたいっての。


 響はうんざりしたように後頭部を掻くと、のろのろと場内に入った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る