メンがヘラった後の贖罪
顎歌
贖罪
大好きです!!行かないでください!!
大きな声で貴方の前で泣きじゃくった。
貴方は、困った顔をしている。
それでも、私は、貴方と一緒に居たかった。
私は、必死に止めた。
寂しかったから、大好きだったから、尊敬していたから。
その誤った私の“こうい“が貴方を傷付けていたと知ったのは、貴方と離れてから何年かたった頃だった。
貴方は、優しいから私が無理に止めるせいで周りから浮いていた。
傷付く言葉も沢山、言われたんだろう。
時々、私を睨み付けていたのだろう。
もう、関わらないでと。
私は、自分の事ばかり見ていたようだ。
私が愛していたのは、貴方が好きな私だった。
それでも、最後まで傷付きながら演じてくれた貴方に今更、気付いた私は、何ができるのだろう?
謝ってどうなる?
会ってどうなる?
貴方は、もう私と会いたくなんてないだろう。
せめて、私なんか忘れて笑っていて欲しい。
私は、もう貴方と生涯、関わりません。
ただ、一つだけ言っていいのなら
今も貴方が笑っていることを願っています。
ありがとう。
メンがヘラった後の贖罪 顎歌 @agoro
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます