第2話 2年目

2年目の暮らし、この新年を祝う。

クルートのあるサン王国、人口2000万人位の王国、蒸気圧式銃と魔法剣が特徴的なお国柄を持つ。

このサン王国クルートに勇者一行が訪れた。

真一

「なんだ勇者一行って」

レーシア

「知らんか、魔王ハデモス討伐の勇者一行だ、三年前に至高神大神殿に招かれた勇者アセリオンから始まる」

真一

「で、魔王ハデモスを倒す勇者アセリオンと一行がいる、具体的に討伐したのか?」

レーシア

「まだらしいな」

真一

「なら大道芸と同じだ、成功したら勇者一行、しないなら単なる討伐隊だ、理由がない」

レーシア

「成る程、成功したらか、間違ってないな」

朝方の会話。

野犬、猪の狩りも回復し、この狩猟に出た4人、蒸気圧式銃のライフルと滑空銃身銃で野犬を狩る。

この1月の5日、クローディアの里帰りに付き合う真一、レーシア、ガイ。

クローディアの祖母

「まあ」

クローディア

「おばあちゃん」

一礼した真一、返した祖母。

祖母

「クローディアの祖母のマリアです、ご友人ですかクローディア」

クローディア

「魔法剣士のシンイチ、槍使いのレーシア、魔法戦士のガイ」

マリア

「まあ、お強い」

クローディア

「うん」

この夕方、真一は気付いた腰から引き抜いたレイピア+1に弾く短剣の2本。

真一

「暗殺者だ!」

短剣を握る長身の男女が10人走る。

防御用短剣を引き抜き、魔法剣を使用、この魔法耐性低下系範囲魔法剣と運動性低下系範囲魔法剣を連続使用。

真一

「ガイ、レーシアはマリアとクローディアを守れ!」

指示、二人は武器を取る。

高速に連続した魔法剣の生命力盗み系範囲魔法剣、精神力盗み系範囲魔法剣を連続使用。

力が奪われ、この勢いは減る。

前進した真一の二刀流が先頭を貫く、この後に魔法剣の冷気系範囲魔法剣を使用。

食らった暗殺者達は怯まない、この次に上位冷気系範囲魔法剣を使用。

凍結した9人。

この引き抜いたレイピア+1。

野外の頭上より降下する暗殺者達。

クローディアの矢が1名を射殺、ガイの雷撃魔法が1名を殺害、この後にレーシアは防御魔法を展開。

頭上に向け冷気系範囲魔法剣を使用、時間差に上位冷気系範囲魔法剣を使用。

凍結した暗殺者達。

左右から走る暗殺者達、この精神力盗み系範囲魔法剣、生命力盗み系範囲魔法剣を連続4回使用。

力が奪われた暗殺者達の勢いは減る。

この冷気系範囲魔法剣を使用、時間差に上位冷気系範囲魔法剣を使用、この1ヶ所を凍結した。

接近された真一と戦う暗殺者達の4人、二刀流に1名を切り殺し、防御用短剣に攻撃を弾き、レイピア+1に2名を切り殺し、防御用短剣に攻撃を弾いて短剣に突き殺した。

後方に戦うガイ、レーシアを支援する暗殺者達に睡眠系範囲魔法剣を使用、この勢いは減らない、魔法耐性低下系範囲魔法剣を使用、時間差に睡眠系範囲魔法剣を使用、この勢いは減る。

後方から切り殺し、減らした暗殺者達。

前方から走る暗殺者達の3列。

ホウ

「貴様等、マリアに何の真似だ!」

激昂した冒険者組合魔法剣師範のホウが乱入、魔法剣に3列を殲滅した。

真一

「ホウ師範!」

ホウ

「シンイチ、ガイ、レーシア、それにクローディア、どういうことだ、マリア?」

マリア

「孫のクローディアのご友人がシンイチ、ガイ、レーシアです」

ホウ

「え?お前、え、孫いたの?」

凄く意外な反応。

ホウ

「いたんだ、あのマリアに孫がいたんだ、へー、真坂のクローディアが孫とはな、どうりで似たおっとりさんと思ったわい」

マリア

「ホウもお元気で」

ホウ

「ああ、しかし暗殺者とはいったい?」

マリア

「先ずは私には娘が一人いました、この旦那には妹がいました、この妹が先王の子供を宿し、今のクローディアになります」

ホウ

「あー、成る程」

真一

「多分ですが、暗殺者達をけしかけた脅しでしょうね、頭が逃げましたし」

マリア

「正式には娘の養女になります」

ホウ

「成る程、なら4人に最上位魔法剣を教えておこう」

真一

「ホウ師範、先ずは罰の魔法剣より」

ホウ

「あれか、わかった」

上位の裏魔法剣を教わり、最上位の裏魔法剣を教わり、最上位の属性魔法剣を教わり、最上位の弱体化魔法剣を教わり、最上位、状態変化魔法剣を教わった。

ホウ

「最上位の免許皆伝」

真一

「ホウ師範、防御魔法、治療魔法もありますか?」

ホウ

「あー、あるな、あんまり使わんが、強化魔法、防御魔法、治療魔法の魔法剣、別名が聖剣の魔法剣」

習う強化魔法剣、防御魔法剣、治療魔法剣。

ホウ

「ついでだ、浄化の魔法剣も教えよう」

ターンアンデットの魔法剣も習得した。

属性の最上位、状態変化の最上位、弱体化の最上位、裏魔法剣の最上位、強化魔法剣、防御魔法剣、治療魔法剣、浄化魔法剣を獲た。

マリア

「趣味に始めた魔法剣も上手くなりましたね」

ホウ

「ああ」

クローディア

「え、趣味?」

ホウ

「そうじゃよ、本業は解呪の最上位だから」

マリア

「腕のよい解呪士なのです」

ホウ

「シンイチとガイは習ってみるか?」

習う解呪、この魔法剣を習得した。

ホウ

「クローディアとレーシアにはマリアから召喚を教わるといい、腕がいい」

教わる召喚魔法。

クローディアは治療の召喚獣、レーシアは防御の召喚獣を獲た。

ホウ

「魔王ハデモス討伐隊の勇者アセリオン一行、使命を果たす為に聖軍を興すそうだ」

真一

「成る程、なら仕官したら早いですね、いくぜクローディア、レーシア、ガイ」

クローディア

「うん」

レーシア

「道場再興も夢ではない」

ガイ

「俺は勇者になるぞ」

この聖軍に仕官、魔法剣の免許皆伝もあり、1000人隊長になる4人。

真一

「宣伝用に天下一大会を開いては?」

勇者アセリオン

「確かに便利だね」

宣伝用に天下一大会を開く、この真一、ガイ、レーシア、クローディアも参加。

魔法剣の最下位単体は10m、範囲魔法剣は20m、上位魔法剣は30m、最上位魔法剣は40m、解呪魔法剣は50m。

裏魔法剣が炸裂する魔法盗み、魔法剣盗み、この他に召喚獣の解呪魔法剣、この為に真一、ガイ、レーシア、クローディアは知名度を得る。

各国の合同軍を主体に志願者を集めた聖軍。

勇者アセリオン

「シンイチ、ガイ、レーシア、クローディアの隊は5000人に変える」

真一

「分かりました、しかし物資が慢性的に欠乏します」

勇者アセリオン

「だよな」

真一

「最低限の2万人ぶんがいります」

勇者アセリオン

「だよね、どうしようか?」

真一

「そうですね、聖軍の宣伝用の天下一大会は開きましたから、ここは聖軍誕生祭に稼ぎますしょう」

稼ぐ聖軍誕生祭、資金と物資を獲た。

5000人隊を率いる4人、金策と物資を得る様々なやり方を行う。

冒険者組合を通した聖軍のクエスト消化、人脈を駆使した物資の交渉。

聖軍の兵士には対魔のバッジ、聖のバッジが与えられ、上位は対魔のバッジと邪のバッジが与えられた。

真一の二刀流用にカスタムしたレイピア+1は、長年の冷気系の使用の熟練により、双剣の冷剣+1となる。

冷剣+1は冷気系を全般的に強化、この+1を獲た。

真一以下の冷気系を愛用する為に冷気系に強い耐性と強い防御性を有した魔法剣の使い手が多いクルート出身者。

冒険者組合クエストに調理、裁縫、洗濯、掃除を進んで行う真一の5000人隊。

聖軍は増加し、総軍で7万人に至る。

5000人隊隊長は14人、この宗教界からの司祭2名、聖騎士2名、各国より上級騎士四名が枠に決まっていた。

蒸気圧式銃は採用となり、刀剣も採用を進め、槍、弓、斧、弩も採用された。

馬とペガサスも採用に入る。

訓練と練習と冒険者組合クエスト消化と、様々な金策と物資調達をこなした。

真一、ガイ、レーシア、クローディアは冒険者出身で、様々な優先は低いも、早期に仕官した事、大会に知名度がある事、また貢献も高く、重鎮に属した。

練習、訓練をみっちり行い、魔法剣の練習と訓練、蒸気圧式銃での狩り、様々に鍛えた形となる。

対魔のバッジ、聖のバッジの5000人隊、馬もペガサスもないも、質の高い魔法剣士に構成された精鋭部隊。

ガイ、レーシア、クローディアの他の民間人出身は二名、魔法学園の魔導士女性、魔術師女性の二名。

この5000人隊隊長達に民間人出身者が集まる夕食会、主催の真一は収支を発表、この指摘した。

真一

「最低限に必要な資金に当たらない、これでは物資が買えない」

魔導士女性のマリュー

「稼いでるわよ、しっかり獲てるし」

魔術師女性のユアン

「お宝がない」

真一

「最低限の資金を調達して、最低限の物資を買う、これに尽きる」

ユアン

「具体的にどうすんの?」

真一

「先ずは聖軍の商業化だ」

金策の様々と研究から予算の獲得を説明の真一。

マリュー

「研究の予算はわかったわ」

ユアン

「そうそう」

真一

「よし」

食事会の後、研究から予算の獲得、金策の様々を実施。

翌月の2月、聖軍の人員は10万人を突破、この万人隊の枠の8個は埋まり、1個は真一、1個はマリューになる。

万人隊からは将軍、この隊は対魔のバッジ、邪のバッジを装備。

この練習、訓練、冒険者組合クエスト消化、この他の企画から収支を獲た。

真一

「アセリオン様、至高神大神殿より、討伐に前進せよとの事です、手紙もここに」

渡した手紙、熟読した進軍を命じた。

指揮系統の真一の5000人隊が主力の邪のバッジがある、他のガイ、レーシア、クローディアは聖のバッジ。

進軍した北辺の寒冷地、この魔王ハデモス討伐の聖軍。

迎撃の魔王ハデモス配下軍。

魔王ハデモス配下軍左翼4万

魔王ハデモス配下軍本隊4万

魔王ハデモス配下軍右翼4万

対した聖軍

左翼対聖軍右翼2万人

本隊対聖軍本隊4万人

右翼対聖軍左翼2万人。

真一、ガイ、クローディア、レーシアの左翼軍2万人。

真一

「先ずは蒸気圧式銃に減らせ、次に魔法剣に減らせ」

資金的な理由から滑空銃身銃、射程距離200mを維持した射撃に減らす。

真一

「鬼族中心の魔王ハデモス配下軍か、まあ勝ったな」

一時間の交戦、後退した魔王ハデモス配下軍右翼。

真一

「よし、こっつも後退だ」

下がる戦列。

この右翼は整えた突撃に防御射撃の犠牲になる。

たまらず後退、魔王ハデモス配下軍の武器に射程距離は乏しく、この射撃戦闘に敗北を喫した。

真一以下の左翼は魔王ハデモス配下軍本隊を横から攻撃。

このたまらず後退、この追撃。

真一

「弾薬は?」

副官

「将軍、銃剣があります」

真一

「いや、魔法剣に切り替える」

銃より魔法剣の開始。

射程は緩和、この範囲も大量の魔法剣に苦戦した。

真一

「む、範囲も短い魔法剣はそろそろ潮時だな、後退を開始する」

下がる戦列、この押す本隊に最上位魔法剣を連続に当てた。

この戦いの後、魔王ハデモスの居城に乗り込み、この勇者アセリオン一行が戦う中、配下の将軍達と戦う万人隊将軍達。

この後、魔王ハデモスを討った勇者アセリオン一行は使命を果たした。

聖軍の解散となり、真一、ガイ、レーシア、クローディアはクルートに帰還した。

ファイガ

「いい冒険したな」

真一

「はい」

ファイガ

「魔王ハデモス討伐戦、歴史に残る戦いだった、お疲れ様」

このホウに伝えた。

ホウ

「そうか、魔王ハデモスが討たれたか」

真一

「はい」

ホウ

「魔族と人間の争いは荒れるな」

この休暇となる。

装備品は退職金と報酬に変わり、聖のバッジ、邪のバッジ、万人隊将軍の装備品、銃、この一式と、勇者アセリオンより、礼に闇のバッジを受け取った。

対魔のバッジ、射撃耐性のバッジ、盗みのバッジ、強奪のバッジ、聖のバッジ、邪のバッジ、闇のバッジがある。

双剣の冷剣+1、防御用短剣+1を装備。

ホウ

「その冷剣のう、魔法剣の冷気系を大量に使う様々な刃物に変化しての、クルートの特産品になったわい」

真一

「へー、便利な特産品ですね」

ホウ

「そうじゃうの、狩りの獲物を冷凍処理するから、便利じゃな」

8月の10日、至高神大神殿に式典、参加した真一、ガイ、レーシア、クローディア。

万人隊将軍、5000人隊隊長。

20日、クルートに帰り、暮らしの家計簿をつける真一、去年から読書に熱中のレーシア、編み物を行うクローディア、落ち着いた暮らしと目標の勇者達成のガイ。

21日、レーシアはマクガーレン流槍術道場を開き、ガイは農村に凱旋、クローディアは真一とレーシアの手伝い。

道場はそこそこに再開、弓使い兼銃使いのクローディアとは異なるも、魔法剣から教えた。

槍も器用に扱う真一、突きと回し突きを得意とした。

5日目、手伝いは終了、冒険者組合の食堂兼酒場に真一、クローディア、凱旋から帰ったガイが座る。

真一

「マクガーレン流槍術道場は再開した」

ガイ

「そうか、レーシアも頑張ったからな」

クローディア

「最初は猪が狩れなかった」

真一

「野犬を狩るしかなかったという」

2年目の時、冒険者組合の掲示板は季節感の張り出しも多い。

真一は魔法剣の修行と盗みのバッジ、強奪のバッジの女性着用下着を得る修行に出る。

この女性着用下着、裏市場に高く販売され、様々な盗品も並ぶなか、中高年に大人気。

クルートの花街には売春宿、娼婦の娼館が軒を連ねる、遊び人御用達は当たり前。

賭博場の高級、酒場の高級もある。

真一はこの施設を利用しない側、セックスの方は理由があり控える形。

女性着用下着の窃盗は、高度なタイミングが必要な人気商売。

強姦や、レイプよりは遥かに理性的と判断した形に納品する。

2日位に帰還、納品した数は指定品を含めた五セット。

9月、魔王ハデモス討伐の聖軍は解散後、その後があり、冒険者の暮らしに戻った真一、クローディア、ガイ、道場を再開したレーシアといった側も多かった。

10月、魔王ハデモスなき北辺の大地、この後継者争いは激化、この11月にサン王国が面した北部地方、この大陸の中央に位置したサン王国のある地方。

痩身の魔術師男性

「サン王国王都クルート、この闇の覇王様の配下、死霊のアズモが滅ぼしてくれるわ」

死霊のゴーストを大量に召喚、治安維持隊と衝突、また冒険者組合を通した冒険者達も出動。

真一

「ゴーストの大軍だな」

クローディア

「銃が効かないゴーストだ」

ガイ

「雷撃か、魔法剣か」

真一

「魔法剣に切り替える、我に続け」

双剣の冷剣+1を片手に突撃、この最上位冷気系範囲魔法剣を連続使用。

30m内のゴースト達が凍結、この力に突撃は進む。

クローディアは短剣を使い奮戦、ガイは斧を使い奮戦。

サン王国騎士団も出動した市街戦に発展。

魔法剣が盛んかクルートの人々も応戦、大規模な攻防戦になる。

戦いの魔法剣がゴースト達を駆逐、中心に喚く痩身の魔術師男性が魔法剣の嵐を受けたも、健在の肉体。

痩身魔術師男性

「むき!貴様等は私のゴーストを減らした報いを受けよ!」

喚く痩身の魔術師男性、この中心に収束した雷撃の嵐。

魔法学園教員達の合同攻撃魔法が決まる。

痩身の魔術師男性

「むき!この猿知恵の雑魚がいきがるな!」

後方から魔法学園教頭、校長の雷撃がぶつかる。

痩身の魔術師男性

「おのれ、私の邪魔をするな!」

吹き出したゴーストの嵐、この走る真一、クローディア、ガイの魔法剣が炸裂。

解呪魔法剣が決まり、ゴースト達が消える。

痩身の魔術師男性

「貴様等は私のゴーストを解除しただと?」

喚く痩身の魔術師男性は切り札を使用、高速に転移した。

真一

「先ずは勝ったな」

クローディア

「厄介な奴」

ガイ

「師範の解呪魔法剣が役にたったな」

戦闘は終了、この動乱もあり、真一、クローディア、ガイは北辺の大地に渡る。

12月1日。

真一

「荒れてるな、よし、軍を興す」

クローディア

「わかった」

ガイ

「了解だ」

軍を興す真一、クローディア、ガイ、この資金調達、物資調達、兵員募集を揃えた。

北辺の大地、この到着した内陸の交易に栄える高原と平原の都に興した軍。

北辺義勇軍を興す。

真一

「兵士の志願者は?」

クローディア

「うーん、やる気のある女の子戦士100人、やる気のある女の子魔術師100人、やる気のある女の子司祭100人、やる気のある女の子剣士100人、やる気のない成人男性兵士1000」

真一

「そうか、その内にやる気も出るだろう、計1400人から開始だ」

ガイ

「女の子部隊は扱い難い」

真一

「ガイは成人男性兵士部隊500人。やる気のある女の子部隊はクローディア、他のやる気のない成人男性兵士500人が俺だ」

配属は決まる。

真一

「偵察に行け」

偵察に出した。

地理の把握、地図作り、この北辺義勇軍は冒険者組合クエストを消化、この資金を確保と練兵を両立した。

中年男性兵士

「将軍、周辺の偵察は一応終了しました」

真一

「地図は完成したも、北辺の大半と言うか、北辺義勇軍に対した挙兵が3件、内、商人組合を中心にした、富豪の娘の聖軍ハルカ、内、引退軍人を中心にした農兵団ハルモニア、内、貴族共和を主張した貴族軍ラモンがそれぞれの軍旗を翻した」

中年男性兵士

「へー」

真一

「よって偵察に行け」

2回目の偵察、この聖軍ハルカ、農兵団ハルモニア、貴族軍ラモンを偵察。

中年男性兵士

「将軍、偵察と索敵が終わりました」

真一

「ああ、国の将軍より、このどんちゃん騒ぎをどうにかしてくれとなきつかれてな、どうにかすることになった」

中年男性兵士

「国の委託と?」

真一

「ああ、他に市民達からも、生活が苦しくなると訴えがあってな、先ずは貴族軍ラモンから討伐となる、休憩したら、進軍するぞ」

休憩。

この芋、豆、養鶏、製菓商会を採用した義勇軍。

武器は正式のない好き勝手、統一はないも、軍旗の代わりに所属先の紋章を背中にいれたマントを羽織る。

半日の休憩、この進軍開始。

真一

「今回は歩兵での前線指揮だ、クローディアは支援を頼む、ガイは壁役を頼む」

頷く二人。

蒸気圧式銃を構えるクローディア、他のやる気のある女の子部隊は剣、槍、斧、弓、鞭、短剣位。

やる気のない成人男性兵士部隊は専門家揃いの槍と剣と短剣。

中年男性兵士

「将軍、ラモンの兵力は2500人です」

真一

「だろうな、あんまり兵力は集まらんだろうな、貴族共和だしな、平民も、王族も関係ないし」

中年男性兵士

「はい、寧ろ騎士団の一部が参加したかもしれませんが、馬が200」

真一

「馬があるのか、金があるな」

中年男性兵士

「はい、弓兵は500です」

真一

「高いよな、弓兵、結構な値段すんだよな」

中年男性兵士

「後は剣兵です」

真一

「へー、珍しいな、剣兵ってあるんだな」

中年男性兵士

「北辺は森林が多く、そこそこ役に立つんです」

真一

「成る程、なら、ガイの壁役は騎兵に回し、クローディアの支援は弓兵に回し、俺は他の剣兵を叩くのが楽だな」

指揮は十分に決まる。

砦に集まるラモン、この布陣した北辺義勇軍1500人。

ラモンの2500人も布陣した。

騎兵に向け前進中のガイ部隊、クローディアの対象は弓兵部隊を叩く移動、真一の剣兵を叩く移動。

400m内をライフルに射殺するクローディア、この怒号と前進のラモン軍。

騎兵の前進はガイ部隊が壁役に停めた。

弓兵部隊を叩くクローディア部隊。

他の剣兵部隊を叩く真一部隊、この最上位冷気系範囲魔法剣を食らった30m内は凍結、この防御用短剣+1に返した最上位樹木系範囲魔法剣。

植物が爆発的に成長、この一撃にラモン剣兵部隊が直撃。

返した最上位岩石系範囲魔法剣、この一撃に最上位火炎系範囲魔法剣も加えた。

攻防戦の中、ラモン軍の将は魔法剣に苦戦、3人の魔法剣と、クローディアのライフル射撃が被害を高める。

ラモン軍将軍

「砦に退却せよ」

この追撃に走る真一の最上位樹木系範囲魔法剣と最上位岩石系範囲魔法剣の連打。

城門を破壊、この先頭を歩く真一、弓兵部隊の射撃に最上位疾風系範囲魔法剣を放ち防ぐ。

最上位雷撃系範囲魔法剣と最上位冷気系範囲魔法剣の連打。

ラモン軍将軍

「バリスタ開始せよ」

射つバリスタ群、この最上位雷撃系範囲魔法剣に吹き飛ばす。

ラモン軍将軍

「まて、降伏する」

武器を捨てた将軍、他も捨てた。

中年男性兵士

「どうしやす?」

真一

「一応は反乱軍、捕虜だ、後は捕虜交換がある、客は大切にな」

ラモン軍は敗北。

王都の騎士団に引き渡した。

偵察の2回目、聖軍ハルカ、農兵団ハルモニアはひとまずは静観と軍備拡張。

真一

「ふむ、固いな、進軍はせずか」

中年男性兵士

「ええ、軍備拡張を重ねています」

真一

「そうか、こっちも軍備拡張だ」

北辺義勇軍の軍備拡張、資金調達、物資調達、兵員募集。

クローディア

「やる気のある女の子戦士200人、やる気のある女の子剣士200人、やる気のある女の子魔術師200人が志願した」

真一

「クローディア部隊に配属」

600人の増加。

真一

「2100人か、女の子が1000人以上の主力か」

装備開発商会を創設、この防寒着も含めた防具関係、携帯用武器の関係を含めたバッジも開発商会に進めた。

他にやる気のそこそこの少年兵500人が志願、このガイ部隊に配属。

2600人に増加。

天下一大会を主催、同時に北辺義勇軍誕生祭を開催。

人数は増加、やる気のある成人女性が500人志願、3100人に上がる。

装備開発商会に年齢別、性別別に開発を進める。

携帯用の剣は60cmの小剣、槍は150cmの短槍、弩、弓は狩猟用を採用、片手用盾は縦長、ヘルムと帽子の両立、鎧はクロスアーマー、レザーアーマー、ハードレザーアーマー、鉄製、鋼製を複合した鎧一式。

靴は長靴を採用。

装備開発商会経由に服飾商会、細工商会、小物商会、中古商会、修理商会と委託契約。

体に合わせた支給装備品も進み、この人数は増加の中、ラモン軍より押収した多数の兵器を採用。


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異世界転移遭難者日常物語 @405a

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