こういうことに困るだろうな、怖いだろうなと思うことを丁寧に描いてあって、一つ一つ乗り越えて行く姿に共感しました。努力が認められてよかった。友人が出来て良かったと、読みました。お料理が美味しそうです。
勿論戦いの場面もありますが、戦ってくれるのは別の人。八穂は守られながら、異世界住民のお口に合う食べ物作りに精を出します。屋台で人気の出る商品を考えて作ることが、今の楽しみ。でもそのうち、恋の話もあるかも?
内容としては表題からわかるとおりなのですが、この物語のいちばん素敵なところは、「そこに人が生活している」異世界の空気が感じられること。この空気感を楽しみに何度も足を運びたくなります。