未完成の主人公は一歩また一歩歩いていく

1人1人の登場人物の魅力溢れる作品
主人公は極めて人間らしく調子にも乗るが前に進む力を持っている。
脇役も含めて誰1人完璧超人は出てこない。
プロ野球のボトムを描いた泥臭いニッチな作品の展開にも踊らされるが当作品のメインは人間
作者の描く世界観は、どこにでもいる1人1人の人間を主役にする。
僕ら一人一人の人生は唯一無二である。
そんな気づきを与えてくれる、皆さんの日々の人生に誇りを与えてくれる作品である