エントリー料は100万円!?
まっく
エントリー料は100万円!?
『お笑い最高!!!』
「わっ! 何だよマサ。デカイ声で」
『
「イリーガルな薬に手を出したのかよ」
『
「いや、話が見えてこねぇーよ」
『コンビ組んで殴り込みに行こう!』
「うん。じゃ電話切るわ」
『エクスクラメーションマーク!!』
「は? それギャグか何かのつもりか?」
『
「
『だから。何かに気づかない?』
「
『
「ラーメン作ってる途中だから」
『
「
『ラーメンのクセがスゴい!』
「
『いいじゃん、少しなら』
「
『エクスクラメーションマーク!!』
「お前、いい加減にしろよ」
『わかったから、説明するって』
「ラーメン途中だし、別にいいわ」
『いや、聞いてくれ』
「
『いいよ、それで。聞いてくれるなら』
「コンテストか何かに出ようって話か?」
『うん。さすがタク、話が早い』
「エクスクラメーションマーク!!」
『
「しかし、なぁ……。出る理由とかは?」
『
「だけど、一筋縄じゃいかないぞ」
『
「タダじゃないよな? 金あるのかよ」
『
「とんでもねぇ騙され方してるじゃん!」
『まさか、日本はそんな国じゃないだろ』
「ラリってんな、やっぱ」
『なわけ無いだろって』
「いやいや、めっちゃ怖い」
『
「エクスクラメーションマーク!!」
『おー、タクすっかり気に入ってんじゃん』
「わりとな。てか、人心を操る?」
『ランダムな会話に見せかけて、実は』
「
『さすが、タク。よく気づいたな』
「
『こんな上手くいくなんて、と思ったけど』
「うまく操ってたのは、俺の方だよ」
『エクスクラメーションマーク!!』
「はっ! 奪い返しやがった」
『
「
『ダメなのかー』
「しかし、エントリー料が百万円って」
『ただ終わったら、返金されるみたい』
「
『とりあえず、出るしかない』
「まあ、腹括って付き合うわ」
『
「なんて名前のコンテストなの?」
『い……なんとか市の市長決定コンテスト』
「
『エクスクラメーションマーク!!』
「
『ワクワクだろ? お笑い党を立ち上げる』
「ラーメン伸ばす棒で殴りたい」
『いちいち麺から作ってんのかよ』
「さすがに知ってるとは思うけど」
『
「このエントリー料、供託金な」
『うん』
「エクスクラメーションマーク!!」
『
「
『
「
『
「ただ黙って聞け! 供託金没収らしいぞ」
『
「となると、復活だな」
『また妖怪シオナメテミズノミー降臨』
「ラッキーだろ。死刑じゃないんだから」
『
「
『
「『エクスクラメーションマーク!!』」
エントリー料は100万円!? まっく @mac_500324
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます