第五話 旅立ちの日
今日は森谷君がフランスへ行く日だ。だから彼女として見送りに行く。
「本当はフランスなんて行きたくない……。」と弱音を吐いている森谷君が大好きだ。すべてが大好きだ。けれど今は離れていないといけない。
「森谷く……、じゃなくって風君!弱音はいちゃダメ!」
「え……。」これって私が下の名前で呼んだから言葉を失う的な?まぁいいや。
ピーンポーンパーンポーン
○○びんにお乗りになるお客様はご搭乗下さい。
あ……。行ってしまう。涙を流したらいけない。でも無理だ。ぽろぽろと涙を流している私を抱きしめ「行ってくるね。春乃。」と言い、行ってしまった。
また会える日まで元気に過ごそう。風君。
クリスマスにはプレゼントを。 ホリカ @1-HORIKA
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます