【本のレビュー】君主論1

小説の資料になるかもしれないし、ならないかもしれない。

ぼくは、すごく勉強したい。


勉強した本を限定ノートでまとめていきます。


それじゃあいくよ。

マキャベリーから学ぶ帝王学。ぱちぱちぱち。

リーダーならどう振る舞うか? ぼく達はリーダーについて学ばなくちゃいけない。

俺には関係ないって? 関係あるね。君は父親になるだろう。父親もリーダーなんだよ。君は部下を持つだろう。部下を持つってことは誰かの上に立つってことなんだよ。

(君っていうのは、読み返している自分のことです。あまり気にしないでください)

とにかく、みんな何かで人の上に立つ。

だけど人の上に立つ勉強をしてきていない。

ちゃんと勉強しとこうぜ。

学ばなくちゃ、憎まれるぜ。

上司に憎まれている時は、別にアイツが悪いんだ、っで乗り切れるけど、部下に憎まれたら耐えられないぜ、子どもに憎まれたら耐えられないぜ。

無知が嫌いだ。

だから学んでいこう。


いい人とリーダーの違いって何だろう?

リーダーは手段を選ばずに勝たなくちゃいけない。とにかく勝ちにこだわらなくちゃいけない。

君が負けたら、そのしわ寄せは、部下に行く。

もし君が親なら、こんな仕事はしたくない、って言って仕事を選んでお金を稼いでこなかったら家庭は圧迫して、子どもにまともな教育をさせてあげないだろう。

もし君が孫悟空なら、君がフリーザに勝たなきゃ、クリリンや天津飯が戦う事になるだろう。絶対に死ぬぜ。クリリンの仇。誰も勝つ事ができなかったしわ寄せはナメック星の崩壊に繋がるだろう。


もう2個目の例えで孫悟空を使ってんじゃねぇー。ごめんなさい。


とにかく勝たなくちゃいけない。勝たなかったら従うモノにしわ寄せがいっちゃうよ。それを理解しなくちゃいけない。俺のしたい仕事じゃない……だとか、2人でちゃんと戦いたいから、だとか、そんな甘い事を言ってる場合じゃないんだ。

手段を選んでないで勝て。

後ろから攻撃してもいいからフリーザに勝て、って事なんだ。


そしてリーダーは理想を求めすぎちゃあいけない。

理想と現実のバランスを考えなくちゃいけない。


リーダーは冷酷な面を持たなくちゃ秩序は保てないんだ。

冷酷?

君がもし会社の社長で、遅刻しても何も咎めず、仕事をなまけていても何も咎めなかったら会社はどうなる?

子どもが悪いことをしても何も叱らなかったらどうなる?

悪い芽にはいつも目を光らせ、それが出て来た時は、冷酷に刈り取っていかなくちゃいけない。

そうじゃないと秩序は保てない。

そうじゃないと子供はまともに育たない。

そうじゃないと部下は君を舐める。

ぼく達は冷酷な面を持たなくちゃいけない。


リーダーと信義。

人はえてして邪悪なモノだから信義は守らなくてもいい、とこの本は書いてある。

性悪説って君は知っているかい?

人は生まれた時から悪なり、ってやつ。

噛み砕くと、人間って生まれてきた時から弱いよね、って話。

一万円が落ちてたら、君は警察に届けるだろうか? 財布に入っているわけじゃない。むき出しの一万円札。

そりゃあネコババするわな。

つまり落とした人が悪い、ってこと。

人は邪悪っていうことを認識しなくちゃいけない。一万円を落とさないようなシステムを構築しなくちゃいけないし、管理しなくちゃいけない、って事なんだ。

相手に信義を守ってもらおう、って思ってはいけないんだ。


もっと言えば囚人のジレンマの話になる。

囚人のジレンマは知ってる?

もう、これも話さなくちゃいけないのかよ。そりゃあ長くなるよ。結構いろんなところで囚人のジレンマの話でてくるよ。でも今日はぼくが解説してあげる。

罪を犯した2人の囚人。



・1人が自白し、もう一方が自白しない場合、自白した方は無罪。自白しない方は懲役10年。

・2人とも自白しない場合は懲役2年。

・2人とも自白した場合は懲役5年。


2人とも自白しない方が、懲役は軽いけど、囚人にはジレンマが存在する。

俺が言わなくても、アイツが言ってしまったら俺は懲役10年じゃねぇーか。

俺が言えば無罪か、5年。

人間は邪悪なモノだから(性悪説)相手は自白するもんだと考えて、コチラも自白すればいい。相手に信義なんて守らなくてもいい、ってことなんだ。


ここまではついてこれてる? 大丈夫かい?


それじゃあ次行くぞ。

悪行は一気に善行は徐々に。

これも本の例をとっちゃうよ。←お前例えをなかなか思いつかねぇーのな。

でもうる覚えの状態で語りますんで、本を購入して、ぼくが言っている事が正しいか確認してね。

365人の人間をリストラしなくちゃいけない。

毎日1人ずつ、リストラしてたら、会社から1人、また1人って消えるホラー映画よろしく恐怖の会社になってしまう。

それなら1日目で365人一気にクビにして、残りの364日は残った人間の待遇をよくして衝撃を和らげよう、って話なんだ。

聞いたら、そりゃあそうか、って思うけど、意外と知識がなかったらホラー映画にしちゃったりするよね。

そんなホラー映画よろしくリーダーがそんな事をしたら嫌われる。


リーダーが避けなければいけない2つのことがある。

憎悪されること。

軽蔑されること。

この2つはリーダーは避けなくてはいけない。

それじゃあ、どういうリーダーが憎悪と軽蔑されるのか?


軽蔑される人ってどんなの?

気が変わりやすく、軽薄で怠惰で、優柔不断の人物。

軽蔑されないようにリーダーは偉大な人物であるように努力しなくちゃいけないんだ。

目的と信念と理想を持ち、真っ直ぐ突き進まなくちゃいけない。

間違えた時はすぐに謝り、軌道修正しなくちゃいけないんだ。


憎悪されないためには?

嫌われるのは難しいことじゃないんだ。

リーダーは野心ある人を管理してあげるだけでいい。

それにね、リーダーが尊敬されるためには特別なモノなんていらないんだ。

・指示が明確であること。

・率先して行動すること。

・責任を取ること。

これさえできればいいんだ。

親にも教育者にも、これは重要なんだ。

明確な指示がないと子供はパニックになるだろうし、率先しないと子供はなにをしていいかわからない。リーダーが責任を取らなくちゃあ誰が責任を取るって言うんだ。

ぼくの好きな山本五十六の言葉に、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」って言葉がある。

まさに、そう。

本当に思う。


善良でも恨みを買う事がある。これもぼく達は理解しとかなくちゃいけない。

絶滅危惧種のゴリラを保護した研究者がいる。

彼女は密猟者に殺された。しかも顔をぐちゃぐちゃにされて。

なぜか? 密猟者にとって食いぶちを彼女は奪ってしまったんだ。

だから善行でも、どういう人に恨みを買うか考えなくちゃいけない。

それを考えることができたら彼女は殺されていなかった。

ゴリラを保護するんなら、密猟者の職も彼女は考えてあげなくちゃいけなかったんだ。

これはリーダーじゃなくても、色んなプロジェクトで絶対に必要なことなんだ。

誰に恨みをかうか考えないと、君は誰かに殺される。

殺される戦いなんてしちゃいけない。



とりあえず今日はココまで。

いい本すぎて、あまりにも長くなると思うんだ。

伝えたい事が多すぎる。

ちょっと今日のおさらいをしとこうね。

・リーダーは手段を選ばずに勝たなくちゃいけない。

・リーダーは理想を求めすぎちゃいけない。

・リーダーは冷酷な面を持たなきゃいけない。秩序は保てない。

・リーダーと信義。

・悪行は一気に善行は徐々に。

・憎悪と軽蔑を避ける。


続きは限定ノートで書かせてもらっています。

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