お笑い滄海変じて桑田となる

シカンタザ(AI使用)

お笑い滄海変じて桑田となる

お笑い滄海変じて桑田となる。青海原が桑畑に変わるという意で、世の移り変わりは激しいことのたとえ。お笑いも移り変わりが激しい。

「笑いは人を元気にする。それは素晴らしいことだ。しかし、時としてそれが過ぎれば毒にもなる。笑いは人を不幸にも陥れる。だからといって笑うなとは言わない。ただ、それをコントロールする術を身に着けて欲しいんだ」

「……んっ? 何だ?」

ふと目が覚めた。どうやら机に突っ伏して寝ていたようだ。さっきの声は誰だったんだろう?

「私だ」

「へぇっ!?」

さっきの声が聞こえて振り向くと、そこには金髪碧眼の少女がいた。

「うわぁあああっ!」

僕は椅子から転げ落ちて床に尻餅をつく。そしてそのまま後ずさった。

「おいおい、そんなに驚かなくてもいいだろう。ちょっとした冗談じゃないか」

そう言って彼女は笑っている。その笑顔はとても可愛らしい。だが、今はそれどころじゃない。

「いや、だって……」

ここは男子寮なんだぞ! なんで女の子がいるんだよ!?

「まぁ、落ち着けって。ほら、これでも飲んで少し落ち着いたらどうだい?」

少女は僕に冷たい緑茶が入ったグラスを差し出した。僕はそれを握って立ち上がる。すると、目の前にいたのは見たこともないような美少女だった。背丈は150センチくらいだろうか。白い肌に整った顔立ちをしている。緑茶を飲むと僕は気絶した。

気が付くと知らない小部屋に閉じ込められていた。

「なんだこれは!?」

「今日からお前はお笑いソルジャーになるんだよ!!」

先ほどの少女が怒鳴った。

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お笑い滄海変じて桑田となる シカンタザ(AI使用) @shikantaza

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