色橋揺乱編 要約

 仮面の者による動画を見た後、ドッペルゲンガーのメンバー以外は再び暴走を始めた暴情を沈静化させるべく色橋各地に散り、そして電波塔に到着した真白達は見知らぬ具情者達と遭遇していた。


 鉄塔にて次々に戦いを始めるドッペルゲンガーの者達…焔は土や岩を操作する、ゴシックロリータ調の衣服に身を包んだ少女の朱華はねず泥濘でいねいと対峙する。ゴーレムを無尽蔵に生み出す泥濘に苦戦する焔だったが、情力の先にある力「激情」を使い、見事勝利を収める。


 時を同じくして、内臓機能を高め、持久力を際限なく伸ばす情力の使い手、刈安かりやすこころと戦っていた韋駄天。彼女はその中で、自分の情力は単純に「脚力」を強化するだけのものであり、心とは対照的に持久力のなさが弱点であることを痛感し、窮地に追い込まれていた。


 真白は昼の騒動時に空から色橋を眺めていた者、烏丸からすま八重やえと対峙する。彼女は真白と同じ「憎しみ」の具情者であり、重力操作という恐ろしい力をその暗く黒い目に秘めていた。揺れ動く色橋、感情が交差する戦場…果たして真白達は、この危機的状況をどう切り抜けるのか…!?

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