暴情襲撃編 要約

 色橋での穏やかなひと時を各々が過ごす中、血染は真白に、全てを取り戻した今、彼女のしたいことは…彼女の生きる目的は何かと問う。答えに詰まっていた真白だったが、その時異常な情念を感じ、ひとまずその場へと急ぐ。


 色橋市にいた具情者達は、突如として色橋に現れた、情力を暴走させた人間「暴情」の処理に右往左往していた。そしてパニックに陥る色橋市を天空から見つめる少女、その目に宿るのは…「憎しみ」の黒…


 情力が暴走しているとはいえあくまで一般人、迂闊うかつに傷付ける訳にもいかず苦戦していたところ、急に暴情達が活動をやめ倒れ始める。彼らの応急処置を済ませて一旦ホテルに戻った真白達は、自分達の情力を使って謎の人物達の正体、そして「暴情」について調べようとする…だがその時、インターネットがジャックされ、くだんの仮面の者が色橋市中のスマートフォンに映る。


 「人間を理性から解放する」ネットから色橋中へとその思想を拡散する仮面の者…どうやら一連の事件は、彼らが人為的に引き起こした現象らしい。彼らの身勝手な言動をこのまま見過ごすわけにはいかないと判断した真白達「ドッペルゲンガー」黄達「いつものメンバー」、赤達「プアール・ア・フリール」、青達「ブラウエ・トロメル」、そして緑達「グリーン・バール」は、瞳の指揮の元協力、連携を取り、真白達は彼らがいると思われる電波塔へと向かうのだった…

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