笑うことが恐怖。
笑わない人間に生きる価値なし。
許される感情はたった一つのみ。
恐ろしい世界ですねぇ。
作り上げた虚構の国王様は、自らの言葉によって命を落とす。
人に感情の強要など出来ないしあってはならない。
最後には正しき笑いが満ちて本当に良かった。
真に国民を救った彼に導かれ、今度は良い国になりそうですね。
作者からの返信
とはさん
お読みいただき、お星さまもどうもありがとうございました!
お笑い/コメディというお題が出てきた時に、フッと降ってきたお話になります。
笑いに今回は極振りしましたが、遠くない世界のどこかで団体や国家規模での感情の抑制は起きていて、それが独裁国家となってしまう。
「最後には正しき笑いが満ちて本当に良かった」
そう言っていただけて嬉しいです。
この国がその後も真に笑顔の溢れた国となりますように。
ゆっくりペースになりますが、前から気になっていたとはさんの作品も読みに伺いますー!
笑いと暴力が密かに手を結んでいるという事実がこのように可視化されてしまうと、背筋の凍るようなディストピアが顕現してしまうという…。小規模なコミュニティで類似のことは現にあるし、(他国の話ですが)ある場面で全員に涙が強制されているのをみて「こわぁ…、かわいそう…」となったことを思い出します。それにしても、ユーモアがこれを打ち壊すという物語のダイナミズムには恐れ入りました!
作者からの返信
だいなしキツネ さん
こちらもお読みいただき、お星さままでどうもありがとうございました!
良いこととされている笑いも、強制されて政治が絡むと恐怖の独裁国家が生まれるのではないだろうか…と。(コメディと聞いた際に、チャップリンの独裁者を思い出して生まれたお話でした)
まさにそうで、感情や矛先を無理やり統率されてしまうのは見ていても辛いですよね。
皮肉の効いたラストにしたかったので、そう言っていただけて嬉しいです!
ありがとうございます(о´∀`о)
編集済
ただいま、国王ー弟ー兄の関係が頭の中で交錯してしまって整理中ではありますが、全体として素晴らしいです!
世界中に伝えたいメッセージでもあると思います。実に心に響きました。
感情は自由だと思います。笑え、が最善の道ではない。カタルシスというように泣くことにも心を浄化する作用がある。何よりも苦しいのは、感情を制御されてしまうことだと思います。
追記
いえ、皆さんが理解しているのに私の頭がバカでして、お聞きして失礼しました。ありがとうございます
素晴らしかったです。
作者からの返信
蜜柑桜 さん
お読みいただき、お星さまもどうもありがとうございました!
分かりづらくてすみません…!
国王と瓜二つのコメディアンが、国王に成り代わって国を支配していたところに表には知られてなかった本物の国王の弟が……というお話でして。
確かに、笑っていればいいわけではなく。悪政に頷いていればいいわけでもなく。
それすらも抑えられたらきっと残るのは恐怖と狂気だろうなと。
感情を抑えつけられる国家の人々に向けた言葉は、確かに心の底からそうあってほしいなという自分の思いでもあります。
素敵なコメントをありがとうございます!
おおー!!!!!
いままさに私もスタンディングオベーション!!
彼女(彼)のセリフが芝居じみてるのがまたかっこよかった……きっとイケメンなんだ……だって美人だもの……私が好きになるタイプ(誰も聞いてない)
作者からの返信
月音 さん
わぁあああ嬉しい!一緒に立ち上がって拍手をば!
彼もまた、様々な困難を乗り越えてこの場に立ち、かつ笑っていられる俳優であり政治家でありコメディアン……。
そう、王が死んだ時にまだ幼かった彼は、側室の母に似ていて美しい顔立ちで……なんて笑
お読みいただき、お星様までどうもありがとうございました!!
暴力により王座を奪い、独善的な暴政を敷き、人々を苦しめた独裁者は、自ら定めた法によって裁かれてしまったわけですね……。
独裁政権て往々にしてこういうことがあるわけで、短編としても歴史の風刺としても印象的なお話でした。暴笑を逆手に取った弟君はお見事でした!
作者からの返信
はとしろさん
お読みいただき、お星さままでどうもありがとうございましたー!!
(体調いかがです?本当ゆっくり過ごしてくださいね)
まさに!実は独裁者を少し意識して書いたお話なのでした。
そして自信満々で定めた自分本位な法が、最後は皮肉にも自分を裁くという。
歳の離れた元王の弟は、ずっとこの機会を狙っていたんでしょうね。
嬉しいコメントをありがとうございます(´∀`)
すごく好きーー!!(総立ち)タイトルからしてもう!笑
笑うことを義務にしちゃったらたしかに、こんな国家を生んでしまうかもですね、恐ろしい…!身体を張る笑いは数あれど、命懸けのコメディはさすがに笑えない(゚o゚;; どうなるのだろうとドキドキしていたらスカッと爽快なオチも決まっていて、まさに読んで損なしな短編でした(((o(*゚▽゚*)o)))やったれぇ!
作者からの返信
文遠ぶん さん
こちらもお読みいただき、お星様までどうもありがとうございましたー!!
わぁあ嬉しいです( ;∀;)!!!
何事も、国のトップの意向に縛られて感情の自由さえ聞かなければ恐怖になってしまうと思って書いたものでした。
身体張る系のネタは誰かがストップかけないと歯止めがきかないですよねぇ…
最後にひっくり返そうと思ってたので、そう言っていただけて嬉しいですー!本当にありがとうございます!!
なんでタイトルが「爆笑国家」じゃなくて「暴笑国家」なんだろう、と思って読み始めたらとんでもないディストピアでした!
かつての国王の弟さん、すごい!見事に偽国王の言葉を逆手にとって、国を取り返し、本当の歓喜の笑顔をみんなに与えるとは。
感情って、自由に出せることが一番大事なんだなぁと、改めて実感しました。ありがとうございました!
作者からの返信
しらす さん
お読みいただき、お星様までどうもありがとうございますー!!
そう、爆笑ではなく暴。権力、暴力と成った笑いのお話でした。
笑うことは素敵だけど、それが政治の元に定められたら地獄だよなぁと思って書いたお話でした。弟が国中を笑顔と拍手喝采の中に持っていく…きっと皆はこれまで抑制されていた色々な感情を出せたことでしょう。
本当に。いろんな意味で自由な世界であってほしいものです。
素敵なコメントもありがとうございました!!
こんばんは!
本来良き感情であるはずの「笑い」が暴力と恐怖になってしまうとは恐ろしい……
しかし、最後の青年の台詞は痺れました!
とても、かっこよかったです!
作者からの返信
寺音さん
お読みいただきありがとうございます!
「笑い」を強制にしてしまえば何一つ楽しくなくて、きっと聞けばいい国でも内情は恐怖だろうなぁと。
かっこよかったと言っていただけてとても嬉しいです( ´∀`)!ありがとうございます!!