私に与えられたのは、才能か、呪縛か。

 生まれながらにして霊感めいたものを持っている主人公の少女。その主人公を唯一理解してくれる親友がいた。頭が良くてスポーツも出来る、自慢の親友。いつも親友の周りにはいろんな人がいたが、親友は主人公のことを置き去りにしなかった。
 あの日も、主人公は親友と一緒に一本の木を見に行った。花びらが舞う美しい光景の中で、親友はおかしなことを口にする。そして——。


 主人公が持っている霊感めいた能力の説明がリアルでした。
 親友の変化に、ゾクリとします。

 是非、御一読下さい。

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