応援コメント

# 21. ユーゴスラヴィアとチョコレート」への応援コメント

  • 千弦さん、民族紛争という重い歴史的事実を背景に、それでもあくまで主役のルカとテディの関係性を際立たせるキーワードをサスペンスの要として持ってくるなんて、さすがです!

    マフィアはマフィア然として普通にテディを殺ってもおかしくない雰囲気が漂いまくっているし、スリル通り越して事件です!(事件だよ)

    テディが体を張って居場所を掴んだ甲斐がありましたね。ルカのうっかり発言も結果オーライ、本気の狼狽だったからこそ敵は疑わずに取引をしにやって来るでしょう。

    メンバー全員が悔いたり悩んだりしながら自分にできる働きをして、緊迫感がたまりません!
    ロニーも淡い何某かの感情に目覚めたみたいで……しかし、なぜそんなややこしそうな人を相手に目覚めるかな(笑)

    ずっと面白いです~(≧▽≦)

    作者からの返信

    こよみさん、こんばんは。
    テディ、居場所を掴んだはいいけども、それで立ち止まっちゃって逃げそびれて、なにやってんのって感じですよね(^^; まあおかげで痛めつけて美しい顔を歪ませるという楽しい展開を書け……いやすみません、つい本音がw
    でも、まだまだこれからもっと本格的にイジメるんですけどね♪(´∀`*)ウフフ←嬉しそうに云うw

    ずっと面白い! わーめっちゃ嬉しいです! 書くたびに再認識するんですけど、私は文学と呼んで恥ずかしくないような美しい文章を書くことよりも、読みやすく、わかりやすくておもしろい、エンタメな娯楽小説を書きたいんだと思います。もしもそれが、少しでもできているならもうめっちゃハッピーです……!

  • ミステリー好きとしては「さよなら妖精」がありますので。
    ただ、あれと違ってこっちは希望に繋がる推測であることが救いですね。

    作者からの返信

    『さよなら妖精』、知らないタイトルだったので検索してみました。あれま、米澤穂信先生の作品でしたか。米澤先生は古典部シリーズと『儚い羊たちの祝宴』くらいしか読んだことがありませんでした。『さよなら妖精』、おもしろそうなのでそのうち読んでみたいと思います。

    編集済
  • こんにちは、千弦さん。
    ユーゴスラヴィアは悲しい歴史を持っていますよね。ロニーのように考えるのが健全でフェアだと頭では思っていても、割り切れない、憎しみを捨てられない人たちがいるのも理解できます。だからこそそれを超克する努力に人は心を動かされるんだろう、とも思いますね。
    テディのヒントにルカが答えを出して、、互いの絆が光りましたね。この推理をステフが活かしてくれるか?? そしてロニーの恋心は??

    作者からの返信

    琳さん、こんにちは。
    クロアチア独立戦争だけ見ても1991年から1995年とありますから、割り切れない、憎しみを捨てられない人たちがまだまだ若いんですよね。わだかまりが薄れるのは、やはり世代交代に頼るしかないんでしょうか……。
    ハナスさんへのお返事のところに詳しく書いたんですが、『灼熱』という映画を観て、そういう世代差の心情というか、感覚差はなんとなくわかったような気がしました。

    なんだかんだとルカを信頼しているテディと、土壇場で強いルカの絆を感じていただけて嬉しいです。(*^^*) ステフは監禁場所をみつけられるのか、テディはもう酷い目に遭わされないか、見ていてやってくださいませ。
    あ、ロニーの恋はクライマックスの後までおあずけです(笑) コメントをありがとうございました!

  • 烏丸千弦様

    次第に核心に近づいて参りました。いろいろな意味で。

    >ステフ、あなたには私を私としてだけ見てほしかった。ただそれだけ――
    ロニーのこの想いは、間違いなく“恋”……!
    だとしたら、事件解決のあかつきには、めでたく成就して欲しいと思います。テディやルカをはじめ皆が苦しんだ分だけ、否、それを上回るほどの慶事がないと報われません。

    欧州の歴史は複雑すぎて……💦 島国で単一民族の私たち日本人には到底理解し得ない部分があります。歴史的な確執、異なる民族、言語、宗教……しかし、それらを乗り越えてひとつになり、平和を築いていこうとする欧州の人たちに尊敬の念を禁じ得ません。高い精神性を感じます。

    犯人からの贈り物が届いた時、もしかしたらテディの身体の一部が送られて来たのでは!? とドキドキしました。携帯電話だとわかってホッとしたのも束の間、ルカが「フラッシュメモリ」と口走った時は、あぁ~っ! と思わず額を押さえました(;´∀`)
    でも、ルカだからこそ……ルカだけが解るテディの暗喩的な言葉の意味。テディはルカならきっと解ってくれると信じていたのですよね。ふたりの絆が試されるというか、さらにいっそう深まった(強まった)気がします。

    それから、今更ながらではありますが、
    烏丸千弦様のヨーロッパ史他に関する知識や理解の深さに改めて敬服いたします。
    今回も、読ませていただき誠にありがとうございました!

    作者からの返信

    ブロッコリーさん、こんにちは。
    はい、おっしゃるとおりロニーが自身の恋心に気づきました。が、それどころじゃない……可哀想ですが、ロニーにはデートはしばらくお預けです(笑)

    テディの身体の一部……! きゃー、なんて想像を! 私よりドSがおった!(笑) それは、マフィアが絡むお話としてはありがちな展開ではありますが、テディはだめですよ……、指だとベースが弾けなくなりますし、耳だと美貌が。。。あっ、まさかルカとユーリにだけ見分けられる部分っ(コラコラ

    ユーゴスラヴィアなどについては、私は知識なんかもともとまったくないんですよ(^^; 書くのに必要だから調べているだけなのです。あ、でも検索能力は自信あるかも。なんてったって「リサーチの鬼(by 柊圭介氏)」ですから(笑) 私がもとから持ってる知識はロックと薬物についてだけですw
    いつも読んでくださり、熱いコメントをありがとうございます!
    あと少しでクライマックス、最大の見せ場がやってきます。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

    編集済
  • 千弦さん、めちゃくちゃ読み応えがありました。

    ユーゴスラビア連邦共和国の歴史に全く疎いんですが、
    そこが今回のキーでもありましたね。

    クロアチア紛争も分かりません。ロニーとステフとの会話で
    根深い問題なんだということは読み取れました。

    そしてテディの居場所、さすがルカとテディの信頼関係ですね。
    紐解く鍵、ワードに興奮しちゃいました。

    ステフに期待して、金曜日の更新をお待ちしてます。

    作者からの返信

    ハナスさん、こんにちは。
    ほんと一話が長くてすみません(汗) 読み応えがあったなんて、そう云ってくださるハナスさんの優しさに感動します♡
    ユーゴスラヴィアについては、私もまったく詳しくなんかないんです。クロアチア紛争、他についても書くにあたっていろいろ調べました。セルビアとクロアチアの関係や、時代が移り変わるなかでの雰囲気については『灼熱』という映画を観てなんとなく……。戦時、十年後、現代と十年ごとに違う時代の男女の3つの物語を、それぞれ同じ俳優さんが演じているんですが、これが何故なのか観終わってからやっとわかりました。違う俳優だったら単に、そんなカップルが三組あった、という話に終わっているところを、同じ俳優が演じ分けることでそれが普遍的な、当時ありふれたことだったという印象になるんです。
    ……おっと、お返事まで長くなってしまってすみません(^^;
    サスペンス調といえど、やっぱりZDVシリーズですから! ふたりの信頼関係に興奮していただけて嬉しいです。
    クライマックスまであと僅かです。楽しみにお待ちくださいませ。コメントをありがとうございました!

    編集済