【KAC20222】推し讃美歌

井澤文明

推し讃美歌

『推し讃美歌』

作詞・作曲 Oshito Utoisuky/オシト・ウトイスキー(1904-1990)


(1節)

ああ、推し ああ、推しよ

暗闇消し去る 朝日の光のように

祝福あれ 祝福あれ 我が推しに祝福あれ

光の推し 我を導かん


(おりかえし)

我が推しよ 推しの尊さに世界は輝く

我が推しよ 何ものにも代え難い


(2節)

ああ、推し ああ、推しよ

日々を支える 山々の岩のように

幸かな 幸かな 推しの姿、幸かな

光の推し 我を強くする


(3節)

ああ、推し ああ、推しよ

悲しみの時 我を救い給わん

希望あれ 希望あれ 推しの未来に希望あれ

救いの推し 我を救い上げる


(4節)

ああ、推し ああ、推しよ

我が心、愛に満ち 日々を豊かにする

喜びあれ 喜びあれ 推しの日々に喜びあれ

慈愛の推し 我を愛で満たす



【推し讃美歌】

推しの尊さを表した一曲。

どん底にいるような状態でも、光となって導き、また日々の生活を支えてくれるような存在である推しを褒め称えている。


【Oshito Utoisuky/オシト・ウトイスキー】

ロシア系アメリカ人の作詞家、作曲家。

1949年に愛猫ミーシャに出会い、この曲が生まれたとされている。ミーシャを題材にした曲は他にも多くあり、およそ100曲にものぼるとされている。

1962年にミーシャが亡くなった後も、ウトイスキー氏は愛猫の曲を発表し続け、多くの愛猫家たちを感動させた。

この曲は、彼の数ある作品の中でも特に評価が高く、猫に限らず、芸能や宗教など、様々な業界において歌われる人気曲である。

近年、コロナ禍による犬猫などのペットの需要は増えたことや芸能活動の規制が厳しくなるなどの情勢の影響で、彼の曲が再評価されている。

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