下道聖女が、ハーレム好きの男を気持ち悪い奴として、しばいていきます。

奴隷を買いハーレムを築き正義のヒーローとなる主人公が王道でありますが、本作品は王道の主人公達の事を、気持ち悪い男であり屑に位置づけております。
(1~4話、29~51話の話しではハーレム好きの屑が出てきます。)
ハーレム好な物語が好きな読者は、自分がキモイと言われているような感覚になるので、読まない方かよいかもしれません。

男に媚びる女が無限に出てくるハーレム物を読むと気持ち悪くなる私からすると、この作品は読んでいて気持ちが良いです。
やっちゃって下さいって感じです。
主人公がすごく邪悪な聖女なので、ちょっととっきにくいかもしれませんが、私ははまってしましました。

よくある作品では、ダークな主人公の物語はダークを目指すが、意に反して名声を得るのが王道ですが、主人公の聖女がどうも違うようです。
名声ってなんですか、そんなものクソの役にもたちませんよと言う主人公です。

ハーレム物が嫌いな読者にはおすすめの作品ですよ。

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