会場散策 (13:一盃口さん、14:ヨシダケイさん)
ここはクリエイティブな物書きと、それをこよなく愛する読者さんが住んでいる国『カクヨーム王国』である。
さてさて、本日も早速、
「自主企画【戦争のない平和な世界になりますようにと、優しい「祈り」を込めて書いた作品募集します!】https://kakuyomu.jp/user_events/16816927861270086890】へレッツラゴー!」
まさに妄想世界。あっという間にイベント会場の中へとついた。イベント会場の中は様々なジャンルの作品がホログラムで浮かび上がり、オールジャンルの登場人物たちが楽しくお茶をしている、優しいカラフルな世界である。
――はぁ。今日は子供がコロナで学級閉鎖。うちの子がコロナではないけど、最近学級閉鎖多いんだよねぇ。早くコロナも収束してほしい! と、そんな感じで昨日は来れなかったし、って! もう82作品も集まってる! 私が5作品出しているから全部で! 87作品……。すごい。皆さんの祈りのエネルギーがなんか増幅して前よりももっとあったかい空気に会場がなってるわけだよ。これは。ではでは、早速、今日の方のところへ行ってみよっと。今日は、エントリーナンバー13番の一盃口さんのところだね!
「一盃口さんの本屋さんの【ウクライナの少女への懺悔(ニュースサイトのまとめ) 作者:一盃口】https://kakuyomu.jp/works/16816927861106070967へレッツラゴー!」
毎回毎回便利な妄想世界。あっという間に、一盃口さんの本屋さんの前である。一盃口さんの本屋さんは、創作論・評論シティの中にあるようだ。街並みは、難しそうな参考書などを置いている本屋さんが立ち並ぶ、少しインテリな感じのする都会的な場所だ。
その中に建っている一盃口さんの本屋さんには、芝生の大きな庭がついていて、その中にあるガラス張りのセミナールームでは、ウクライナ情勢のニュースが流れ、まさに今、たくさんのカクヨムさんが、そこでセミナーを聞いているようだ。
――おお! さすが、創作論・評論シティの中の本屋さんだ。妄想アトラクションがセミナーになってる! では、私も早速、お邪魔しまーす!
と言って、そのガラス張りのセミナールームに足を踏み入れた。そして、そのまま今のウクライナ情勢のセミナーを、なるほど。そういうわけですか、などと言いながらメモを取って受講してから、外に出てきた。
――平和主義の国民として、目を向けて、今できる支援を呼びかけていきましょう! と最後にお声がけいただいちゃった。でもまさに本当にそうだよね、ロシア人が戦争をしているんじゃなくて、プーチンさんがしてるんだよね。このセミナー、リンクがいっぱい貼ってあるから、ぜひパソコンで体験して欲しいセミナーだったな。
とでも思ったのか、何やらカキカキお手紙を書いて、一盃口さんのポストへと入れてきた。
――興味はあるけど、フェイク情報もあるみたいだし、なかなか自分で調べる時間がない方には、是非おすすめの創作論・評論セミナーだった。知ることから始まる。まさにそこからだと思うんだよね。
「一盃口さん、自主企画のご参加、ありがとうございました! また来まーす!」
そういうと、和響は、次の妄想アトラクションを呼び出すようだ。何やら会場マップのホログラムを立ち上げて眺めている。
――次は、順番で言うと、エントリーナンバー14番のヨシダケイさんだね! そういえば、ヨシダケイさんは最近私の何か読んでてくれてたような……?
「しまった! ヨシダケイさんの読んでくれてたやつは、まさにこの、【平和と祈りの祭典」ーカクヨーム王国での日常(番外編)ー】ではないか!いかんいかん、もうご紹介が遅くなてしまって大変失礼いたしましただよぉ! 急いで行かなくちゃ! ヨシダケイさんの【クリスマスまでには… 作者:ヨシダケイ】https://kakuyomu.jp/works/1177354055318150870 へレッツラゴー!」
大急ぎな妄想世界。あっという間にヨシダケイさんの本屋さんの前に到着した。ヨシダケイさんの本屋さんはどうやら、SFシティが見下ろせる、小高い丘にあるようだ。丘の上には、小さな村があって、どことなく素朴な感じがするそれもそのはず、100年ほど前の村なのだから。ヨシダケイさんの本屋さんは、その中の一軒の家のようだ。本屋さんの隣には、大きな一本の木が立っている。そして、その敷地の中には、畑もあるのだった。
――ヨシダさんお邪魔しに来るのが遅くなっちゃってすいませんでした! ではでは、早速、お邪魔しまぁす。
そう言って、土壁でできた塀に、木の扉がついているヨシダさんの本屋さんに入っていった。
――なんか西洋の村の家ってイメージ! 干し草の香りがしたり、木の机とかも、味合いあるなぁ。きっと素敵なご家族が住んでいるんだろうな。でも、なんだろう、この胸騒ぎ。何か嫌な事が起こりそうな……。そんな予感……?
そう思いながら、本棚より一冊の本を出して、頭からすっぽりと入り、わぁ!おめでとうございます! と言ったかと思えば、シクシク泣きながら、ぽんっと元の場所に戻ってきた。
――なんか、なんか、もうさ、なんかさ、今実際にあるかもしれないお話なんだよね、100年も前のお話のはずなのに、今まさにそんな家族がいるかもだと思うと、胸が苦しいよぉ。
そう言って、ハンカチを出してきて鼻をチーン! とかんだ。そしてそのハンカチをポケットに詰め込んで、ガタガタと揺れる木の椅子に座って、お手紙を書くようだ。体重が重すぎて壊れやしないだろうか、少し心配である。
『普通や日常の中にある愛。あぁ、なんだかそんな気持ちになって読了しました。作者さんの意図ともし違ってしまったら、すいません!』
そう書いて、家の外にあるポストに入れた。そして、空を見上げる。
――今は現実ワールドでも、まさに春。ルドルフ、早く帰ってきてよぉ! 本当、この空のどこかで戦争しているなんて、信じられない。
そう言いながら、しばらくそのまま平和に流れる雲を見ている様子。そういえば、昨日自分が書いたものも、ルドルフさんが出てきたという事を、すっかり忘れている和響であった。偶然とはいえ、同じ名前の登場人物、親近感が湧くなと、いつかこれを読んで思う日が、いつかではなく、きっとすぐに来るだろう。ついでなので、それはこちらだ。
【KAC20225 贖罪 〜平和への祈り〜 作者:和響 https://kakuyomu.jp/works/16816927861594467272】
どうやら初めての歴史シティで書き書きしたらしい。色々と突っ込まれたら、大変なので、(歴史シティの先輩方、おかしな点があればぜひ教えてください)本日はこの辺で。
***
この空のどこかで戦争で亡くなられてる方々がいると思うと、春うららな気分に、なかなかなれないんです。という方もいらっしゃるかもしれないですよね。私もそんな時があります。気分が落ち込んでしまったら、光回復魔法をおすすめしています。
【誰でも!簡単!心が疲れた時の光回復魔法⭐︎☆ https://kakuyomu.jp/works/16816927860952380928】
不安や恐怖は闇の勢力のご馳走です。闇に飲まれそうな気分の時は、自分の心を温めて、普通の毎日に感謝して一日一日を過ごすと、闇に負けない気がします。私も、ニュースを見ると、気分が落ちますが、闇には絶対負けへんぞ! と思っています。
早く世界中から戦争がなくなりますように。鎮魂の祈りと、平和への祈りを込めて、
――黙祷。
優しい光に包まれて、戦争のない世界に早くなりますように。
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