カクヨーム王国の真ん中で平和を祈る(1&2:雨月さん、5:四辻さつきさん)
ここはクリエイティブな物書きと、それをこよなく愛する読者さんが住んでいる国『カクヨーム王国』である。
『カクヨーム王国』では、それぞれのカクヨムさんたちが、それぞれの本屋さんを持っている。その本屋さんでは、なんとその店主のカクヨムさん達が書いたお話のアトラクションに、ほぼほぼ無料で参加できるのであーる。
さてさて、本日は何やら朝からお忙しそうなご様子。では早速、
――えっと、これは確か……おお! そうだった! 昨日生まれて初めて『自主企画』なるものを立ち上げてみたんだった! ちょっとこれはイベント会場に行ってこなくてはいけないやつだ!
「 自主企画【戦争のない平和な世界になりますようにと、「祈り」を込めて書いた作品募集します! 主催者:和響】へレッツラゴー」https://kakuyomu.jp/user_events/16816927861270086890
妄想世界は大変便利! あっという間にイベント会場【戦争のない平和な世界になりますようにと、「祈り」を込めて書いた作品募集します!】へとついた。そこは、優しいカラフルな世界の中で、イロイロなカクヨムさんが、世界が平和になりますようにと心を込めて書いた作品たちがふわふわ浮かぶ、なんとも心温かい世界。
――おお! もうこんなに! 私も二作品持ってきたし、でも、これは予想以上の作品数じゃないか! ひょー! 嬉しい! もうこれさ、この自主企画の名前を、新作アップしてボタン押すじゃん? その時に目に留まることがあるってだけでも、作った意味があると思ったんだよね! それなのに!この作品数は!
「やっぱりみんな心の中で世界が平和になりますようにって声を大にして言いたいんだぁー!」
もはや独り言ではなさそうではあるが、面白いので、このまま覗いてみてみよう。
――おお! 一人で二作品持ってきくれてる人もいるじゃん!えっと、これは、戦争のない世界にしたくって、平和にしたい気持ちが怒りを交えて炸裂している人の絵が書いてある、えっと、雨月さんの妄想アトラクションだな! 一番乗りですぐに参加してくれた人だ。
「よし! ではまずは、雨月さんの【活字離れ さもありなん(エッセイ部門)
作者:雨月 https://kakuyomu.jp/works/16816927860296595069】へお邪魔しまぁす!」
なんと便利! イベント会場では出店している本屋さんにわざわざいかなくても、その場で妄想アトラクションを楽しむことができるようだ。さすがイベント会場である。妄想アトラクション内で、雨月さんの熱い想いを全身に浴びた和響とやらは、はぁはぁ息を切らせながら、またイベント会場へと戻ってきた。
「す、すごかった……。ね、熱がすごすぎたぁー!」
――これは、まじで平和への祈りが怒りのエネルギーを増幅している。す、すごい。ちょっと冷たい風に当たらねば、熱が冷めやらんわ。でも、本当に心の底から平和にしたいって思ってらっしゃるんだ。もうそれがビシビシ伝わってきた!
「雨月さーん! 私も世界が平和になって欲しいですよー!」
だいぶ熱かったらしく、このままで終われないと思った彼女は、このエッセイに《レビュー》なるものを書いた。すると、このエッセイの表紙の横にそれがぽんっと、くっついたのだった。
――ふぅ。これで、誰かが来たときに、入ってみようかなって思ってもらう機会が少しでも増えたらいいな! 第17話とか、今の世界情勢が分かりやすかったし。うん。ちょっとお怒り気味ではあったが、火傷に気をつけてってだけ付け加えとくか! ご参加ありがとうございますー雨月さん! 他の二作品もあるけど、ちょっと、先に他の方のアトラクション行ってきますねぇ!
どうやら次のアトラクションへと向かうようだ。へぇ、こんなジャンルもあるんだ。 あ、この妄想アトラクションはドラゴンの絵だ。などと楽しそうにイベント会場を歩いていると、
「きゃぁ! これはまさかの! 先のカクヨムコン短編のエッセイ部門で投票1位を獲得されている、四辻さつきさんではないか! 早速! 【その二刀流は世界を平和にする 作者:四辻さつきさん https://kakuyomu.jp/works/16816927861271648192】の妄想アトラクションの中へレッツラゴー!」
そこは異世界。炎の剣+氷の剣の伝説の剣を持った勇者と魔王が何やら楽しそうにしている物語であった。
――あぁぁ! 天才です! もう本当にこれはまさに! ですよね! 確かこの方はママさんで同人イベントに行きたすぎて託児所を作りましたって方だもんね! おんなじお母ちゃん同士! やっぱり子供の未来を守りたい! 平和を祈らずにはおられないですわ!
そう言って、先ほどと同じく《レビュー》なるものを書き書き。ほいっと投げて作品の横につけた。なんて平和な世界。もうこれはぜひ子供たちにも読んで聞かせたい。心からそう思うと、彼女は思っているのであった。
と、そんなこんななこの和響とやらの日常はなんだか忙しく過ぎていく。
実は現実ワールドではイベントオーガナイザーを約十年ほど経験している彼女ではあるが、カクヨーム王国でのオーガナイズは初めてであるため、どうしたら、イベントに参加してくれた方同士が、繋がって交流できるかの方法がまだわからないようだ。
カクヨーム王国の日常で紹介をさせてもらっているうちに、交流できるようになるだろうか? などと考えているようだが、そんなことは多分心配ないことだとも思ってもいるようだ。だってここは物語を創造する人と、楽しみに読む人が住む国、カクヨーム王国。その作品に出会えただけで、もうすでに魂は交流していると思うからである。
まだまだこの話には続きがあるが、大興奮すぎて文字数がオーバー気味であるので、本日はこの辺までにしようと思う。
最後に、世界中が光に包まれて、平和になりますようにと、祈りを込めて。
――黙祷。
戦争のない世界になりますように。
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