【KAC20222】ジョジョの奇妙な冒険、推します！！

第1話「ジョジョの奇妙な冒険、どこから読むか、どう勧めるか」

　推し活といえば、私にとってこの話題は切っても切れないでしょう。

　私の最推し作品、『ジョジョの奇妙な冒険』です。

　現在もアニメ化しており、スピンオフ作品は年末の恒例番組になっている（まだ２年ですが私の中では恒例番組ですっ！　異論は認めません）あのジョジョです。

　マンガも１００巻を大きく越え、131巻出ており、現在はお休みしていますが、そのうちまた連載再開予定となっております。

　ジョジョの歴史は古く、1987年から連載が開始されているにも関わらず、そのファッションセンスは古さを微塵も感じさせない前衛的なものばかりなのも、今なお愛されている一因ですね。

　絵柄や主人公の見た目はその当時に人気が出そうな絵や体格を先取りしているので、今見ると、最初の頃などは絵が濃く感じられるかもしれませんが、その時代に何が流行っていたかも一緒に調べてみると、いかに作者の荒木飛呂彦先生が考えて書いているかも分かって面白いと思います。

　さて、まずはジョジョの事を知らないと言う方もそれなりに居るかと思いますので、簡単に紹介させていただきますね。

　ジョジョの奇妙な冒険は、ジャンル：サスペンス・アクション。

　現在は１部～８部まであり、各部で主人公が違うのも特徴の一つです。

　ジョースターの血族が毎回主人公なので、大河ドラマですね。

　内容はざっくり言えば、吸血鬼退治の話です。

　主人公のライバルであるディオが吸血鬼になり、主人公を倒そうとしてきます。それは何世代にも渡り、その因縁は続きます。

　真の恐怖とは自分とは関係ないと思われるところからの悪意なのです。

　その悪意を時には勇気で、時には機転で乗り越えていくのがジョジョという物語です。

　正直、この作品において、私の推し活をわざわざ述べるまでもないのであえて省略します。

　○○にいくら使っただとかで愛は測れません。

　それに１人がジョジョに１万円使うよりも、１０人が千円ずつジョジョに金をかけてくれた方が勝ちだと思っています。

　ジョジョの軸は吸血鬼もので、ホラーやサスペンス、そこに少年漫画としてバトルが入ってきます。今のジャンルのどれかが好きなら損はしないと思いますので是非読んでみてください。

　最初はアニメからでも全然OKです。

　ｄアニメとかで全話配信されています。

　レンタルコミックや知り合いから借りてもいいですし、馴染みの料理屋や床屋に置かれているものでも取っ掛かりはいいと思いますので、まずはお気軽に手に取ってみてほしいです。

　また、バトルものが苦手という方は、年末にドラマにもなった『岸辺露伴は動かない』という作品は完全ホラーなので、そちらだけでも見てもらえると魅力の一端を垣間見れると思います。

　でも、アニメにしてもマンガにしても量が多すぎて、どこから見ればいいか分からない。多すぎて辟易するという方も勿論いることと思います。

　そこで、今回は推し活の一環として、ここから見るのがいいかも、というところをご紹介させていただきます。

　まず、マンガからですが、最初からがベストではありますが、近年でしたら、あえての７部の『スティールボールラン』からをオススメいたします。

　巻数で言えば、81巻から104巻の全24巻ですね。ここを勧めるのを意外に思われる方もいるかと思いますが、７部はなんと言っても馬とのアメリカ大陸横断レースです。

　昨今、ウマ娘により競馬が注目を集めているので、馬と共に話が進み、尚且つ独立性の高い７部は新規で入るには持ってこいの作品だと思っています。

（ヴァルキリーやスローダンサーがウマ娘に参戦したらやるかもしれないですｗ）

　ウマ娘からリアル競馬に移行した人がいたら、布教のチャンスっ！！

　次にアニメですが、こちらは１部か５部で頭を悩ませますが、男性なら１部、女性なら５部を勧めさせていただきます。

　１部は男臭く熱い作品で、ここさえ合えば男性なら全話見れるでしょう。話数も短くまとまっているので、雰囲気を味わう分には一番適しているかと思います。

　５部はスタイリッシュな作品で、さまざまなタイプのイケメンが出てきます。マジでカッコイイです！　男から見てもカッコイイですし、こんなん惚れるやんって感じです。知り合いの女の子も５部でプロシュートの毒牙に掛かりましたｗ　５部も独立性の高い作品なので、新規にはオススメですね。まぁ、中毒性も高いので、沼に突っ込む覚悟が出来てからご視聴ください。

　最後に映画ですが、映画版のジョジョはアニメは黒歴史扱いでお蔵入り、ＶＨＳもＤＶＤも存在しないので、私ですら見たことがありません。

　実写の方でしたら、えっと、役者さんの演技は素晴らしいです。特に新田真剣佑は素晴らしいです。他にも豪華キャストで皆様演技は素晴らしいのですが、ストーリーとか衣装とか小道具とかが……。新規では見ないことを勧めます。原作を見て、どれかで役者の皆様が近づけようと努力しているかを見るのが正しい楽しみ方です。

　ドラマは上記にも一度上げましたが、素晴らしい出来で、これだけでも面白いですし、ジョジョを知らなくても楽しめます。

　世にも奇妙な物語を楽しめる方なら絶対に面白いと思うはずですし、ここからジョジョの世界に入門するにも最適かと思います。

　推し活より布教という方が近くなってきてしまいましたが、私はジョジョに限らず布教する上で意識していることがあります。それは――

『一流のモノを突き詰めると、他の一流に辿り着く』

　ということです。ならば、その反対を辿れば布教は成功するのです！！

　例えば、ジョジョでしたら、私が突き詰めていった結果は一流の絵画や彫刻などのアートに辿り着きました。ジョジョの絵もルーブルに飾られるくらいですから当然ですね。

　他にはファッションにも流れ着きました。グッチやブルガリなどともコラボしているので当然の流れですね。ジョジョ好きな方にかなりオシャレに気を使っている方にも巡り合うこともままあります。

　音楽も一流なものに出会います。ジョジョの能力名が洋楽から来ていることが多いのでこれは逆に挙げるか迷ったほどです。

　番外的ではありますが、とある事情により新選組にも辿り着けますｗ

（荒木先生が土方さんに似たイケメンなんですよっ！！）

　下手をすると荒木飛呂彦先生というところからアンチエイジングにまでたどり着けるかもしれないですｗ

　とにかく、布教相手を注意深く観察し、その人の好きなものからジョジョにつなげて布教していきましょう！！

　これを見て一人でも、ジョジョの奇妙な冒険をその目に入れてくれれば幸いです。