蘇軾さん、格好良いですねぇ。
新法であろうとも、良法は良法ですか。本物の国士は、こんな方なのかも知れませんね。歌人でもあり、料理も上手で凄いですねぇ。
お休みの日に、豚肉でも煮てみようかな。
作者からの返信
コメント付きレビュー、ありがとうございます。
まさか誰も高俅を主役に据えようなんて思わないだろうから、自分がやってやろうと思って書いた一作です。
なので、「知っている人物観が崩壊」こそ、最も嬉しい褒め言葉なので、やったぜという気分です!
蘇軾さん、実際に新法旧法にとらわれず、いいものはいいという方針でいたみたいで、それで新法党旧法党双方から「何だコイツ」と思われていたみたいです。
こだわりのない人なんで、それゆえに、詩とか料理も踏み込んでいったのかもしれません(笑)
あと、豚肉煮るのって、時間かかりますけど、できあがったときが嬉しいので、頑張って下さい^^;
ありがとうございました!
こんばんは、御作を読みました。
恋人という未練を残すなというのはわかりますが、徽宗に仕えて良かったのか、いや、悪かったような。
人類史に残る天才芸術家であると同時に、中華史上でもトップクラスの駄目君主ですからね( ; ; )統一王朝なのに、五胡十六国や五代十国のエース達と渡り合えるという。ゴホン。
蘇軾さんの描き方が実に良い兄貴分で爽やかでした。王安石とライバルだったのは知っていましたが、まさか高俅と繋がりがあったのか。
新しい切り口で、面白かったです。
作者からの返信
おはようございます。
高俅の恋人が開封に残っていた……というのは私の創作です。
短編で、高俅が蘇軾の下から離れる「理由」として、でっち上げてしまいました。
実際は、蘇軾が若い高俅を官途につけるために奔走し(いつまでも田舎の書記官だと可哀想だとか言って)、コネを使って、端王趙佶の下へねじ込んだんでしょう。
そうすると、高俅としては「わざわざ蘇軾がそこまでしてくれた」から、端王趙佶=徽宗の下から離れるワケにはいかなかったのでは……。
このあたり、長編なら表現できると思うんですが、拙作はグルメ料理コンテストに応募するため、短編なんで「恋人」を理由に、強引に展開してしまいました^^;
徽宗、日本だと大内義隆みたいに、太平の世の、どっかの地方領主の次男坊とかに生まれていたら良かったのに……という感じですね。
たしかに君主としてはアレでしたね。
茶王馬殷ぐらいだったらまだ救われたのに^^;
蘇軾と高俅のつながりは、wikipediaに載っていました。
そこから、じゃあこの二人はどういう感じだったのかなぁと妄想してみたのです。
「こち亀」の部長(蘇軾)と両津(高俅)みたいな感じになっちゃいましたが(笑)
ありがとうございました。
詩を書け、料理が出来て、能書家でスポーツ万能……。漫画のヒーローみたいですね!
ちょうど豚肉を食べた後に読んでいます。すごく美味しそう! 高貴な人は食べようとしなかったんですね。美味しいのに……。
作者からの返信
スポーツについては、私の創作です(笑)
でも、多才なのは事実で、しかも悲運の天才(すぐ地方に左遷される)なので、もうちょっと人気が出てもいいんじゃないかという蘇軾さんです。
豚の角煮、美味しいですよね。
蘇軾が考案したおかげで、豚肉を食べることが定着したっぽいです。
そして琉球、長崎と伝来していき……日本の「豚の角煮」となったらしいんです。
なんだか不思議ですね^^;
ありがとうございました。
ほんと四谷軒さまの文体は秀逸ですよね。
豚、とっても美味しそうですね。
作者からの返信
何だかいつも必死に書いています。
アメさんのサラリと艶のある文章とか、いつも「むむむ」と唸らされております^^;
豚の角煮、好きなんです。
時間がかかるからあまり作れませんが……(笑)
ありがとうございました。
蘇東坡先生と高俅の、「人生、意気に感ず」みたいな関係が素晴らしいです。
先生、博学多才な人なのに生き方が不器用や……(つД`)
作者からの返信
蘇東坡が左遷されていた頃、高俅が地方官として出向して……という感じで知り合ったみたいなんです。
まあ、拙作は物語なので、こんな感じで出会って、マイペースな蘇東坡と、ワルだけど世話焼きな高俅、みたいなコンビにしました^^;
蘇東坡先生、政治に詩に料理にと、マルチな才能の持ち主なのに、たしかに生き方というか、そのスタンスは生一本ですね。
こういう人だからこそ、高俅も敬愛していたんでしょう……。
ありがとうございました。