これは、「邂逅」という言葉はなんだか気恥ずかしい、「すれ違い」の物語。たまたま見かけただけ。でも忘れられない。末永く一緒にいる訳ではない。でも繋がりが切れるのでもない。すれ違っただけの人が一生消えない跡を残す。そんなことって、あるんです。