このエピソードを読む
2024年7月29日 01:26
おっしゃる通り、関西弁は変なところに敬語が入ります。「泥棒さんが入りはった」みたいな感じです。当地に住むものとしては違和感はないのですが、よくよく考えると、泥棒に「さん」をつける必要もなければ、「入りはった」と敬語を使う必要もありませんね(笑)。関西でも、いわゆる「京都」「大阪」は「敬語」の概念が古くからあるようですが、そこを離れると、「敬語」の概念は小学校の「義務教育」の広がりとともに広がったようです。中島 らもさんのエッセーで、上方落語の桂 文福師匠が、先代桂 文枝師匠に弟子入りをお願いした時のことが書いてありました。文福師匠は和歌山出身だそうですが、和歌山でも田舎の方は、「敬語」の概念が当時は不十分だったようで、先代文枝師匠に弟子入りをお願いするときに「弟子にしてーな」と言って、先代が驚いた、とのことでした。文福師匠の入門は、HPを見ると1972年とのことだそうです。まだそのころには、「敬語」という概念のない地域がたくさんあったのだろう、と思いました。
作者からの返信
確かに関西の中心を京都と大阪と考えれば、そこから周辺に拡がるに従って敬語の概念が伝わりにくくなったとも考えられますね。 個人的には、面接試験の練習をする時に、自分の両親の事を言う場合には「お父さん、お母さん」と呼ぶのではなく、「父、母」と呼ぶように、と指導しています。 でも、その癖が直らない人は直らないので、それもまた愛嬌かと思うようになりました。
2024年7月28日 23:08
関西は敬語にこだわるのですか?関東は罵倒語に拘るような気がします。口の悪さグランプリですね
関西というよりも、おそらく京都が敬語にこだわっているのではないかと思います。罵倒語にこだわるというのは新鮮な見方ですね。
おっしゃる通り、関西弁は変なところに敬語が入ります。「泥棒さんが入りはった」みたいな感じです。当地に住むものとしては違和感はないのですが、よくよく考えると、泥棒に「さん」をつける必要もなければ、「入りはった」と敬語を使う必要もありませんね(笑)。
関西でも、いわゆる「京都」「大阪」は「敬語」の概念が古くからあるようですが、そこを離れると、「敬語」の概念は小学校の「義務教育」の広がりとともに広がったようです。
中島 らもさんのエッセーで、上方落語の桂 文福師匠が、先代桂 文枝師匠に弟子入りをお願いした時のことが書いてありました。文福師匠は和歌山出身だそうですが、和歌山でも田舎の方は、「敬語」の概念が当時は不十分だったようで、先代文枝師匠に弟子入りをお願いするときに「弟子にしてーな」と言って、先代が驚いた、とのことでした。
文福師匠の入門は、HPを見ると1972年とのことだそうです。まだそのころには、「敬語」という概念のない地域がたくさんあったのだろう、と思いました。
作者からの返信
確かに関西の中心を京都と大阪と考えれば、そこから周辺に拡がるに従って敬語の概念が伝わりにくくなったとも考えられますね。
個人的には、面接試験の練習をする時に、自分の両親の事を言う場合には「お父さん、お母さん」と呼ぶのではなく、「父、母」と呼ぶように、と指導しています。
でも、その癖が直らない人は直らないので、それもまた愛嬌かと思うようになりました。