応援コメント

第733話 天才を語る男」への応援コメント

  • イチローさんの言葉で感銘を受けたのは、「ぼく、合理化って大嫌いなんですよね」です。
    こうすれば最短距離である、こうすれば容易に巧くなると、彼を認められない人たちから散々云われたのだと想うのですが、イチローはその合理化が大嫌いで、言う事をきかなかった。
    合理化すれば平凡なイチローは出来たかもしれませんが、「あの」イチローにはなれなかったでしょう。合理化からは生まれない独自の野球の勘をイチローさんは大切にしていたのです。
    一方でイチローさんは、彼を認めてくれた人を師と仰ぎ、敬愛を寄せて、球団からは冷遇されていたその方が亡くなった時には愛用の大切なバットを彼の棺の中に入れています。
    人それぞれ、「これだ」と想うものをやることが一番です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。
    イチローは振り子打法を否定されても自らのやり方を貫き、大谷翔平は「プロには通用しない、メジャーには通用しない」と言われても二刀流を諦めませんでした。
    何かを成し遂げる人にとっては、凡人のアドバイスは足枷になるだけなのかもしれませんね。