応援コメント

第650話 「王の病室 2」を読む男 3」への応援コメント

  • 「診れもしねーくせに取ったら、それは罪なんだよ!」の言葉、わが意を得たり、という気分です。

    病院側は、「いったん診て、無理だったら転送、という形で、一旦は受けてください」と言ってきますが、「転送の段取り」も時間がかかるわけで、その間に患者さんが死ぬかもしれない。救命処置さえままならないうちのようなところが、そんな危ない橋を渡るわけにはいかないと思ってます。先日も、各部門の長が集まって行った医局会で、そのような症例を発表し、「よく考えてくれ!」と伝えたのですが、さて、上層部(非医師)にどこまで伝わっているのか…。訴えられるのはこちら(医師)なのになぁ、と半ば絶望的な気分です。

    ステロイド忌避の喘息重積発作、一か八かでボスミン筋注とアスプール(イソプロテレノール)持続吸入で挿管し、古い薬ですがアミノフィリンを使い、後はお祈り、かと思います。救急の現場でも、本人が「ステロイド使用を拒否する」との意思表示があれば、それをカルテに記載の上で、後はできることをして、「亡くなっても、それは本人の強い選択、意思の結果」と持っていくことくらいかと推測したりします。PCPSを回すかどうか?難しいところです。

    作者からの返信

    御本人がステロイド使用を拒否するのであれば PCPS を回すというのはあり得ない、と私は思います。
    もちろん、まずはステロイド拒否の根拠を聴くところから始める必要がありますが。


  • 編集済

    地域の基幹病院は救急患者は断りきれないので、手術室では
    「また交通事故かー」と怒って、メスをダーツのように投げてくる医師も実際にいるとか、いないとか

    作者からの返信

    地域に1つかない医療機関だったら救急を断ることはできないですね。
    知り合いの先生が唯一の医療機関の唯一の医師でしたが、身体を壊して辞めました。
    幸い後継者が見つかったとのこと。

    あと、メスは商売道具なので投げてはいけません。
    バチが当たります。