応援コメント

第562話 疲れ切った男」への応援コメント

  • 内科医である私にとって、外科医の先生方を尊敬する一番の点は、「手術」という、人為的に、侵襲的な行為を行なっていくところです。もちろん、特別な医師でなければ、基本的には「確立された」手術を行なっていくのですが、とはいえ、術中に何が起きるかはわからず、「手術」に対する責任は「自ら」が負わなければならないことを覚悟の上で、メスを取られるからです。

    内科でもある程度の侵襲的な手技は行ないますが、トラブルの多くは「診断」にかかわることが多く、ここについてはどうしても不確定要素が存在するため、それを理由に、少し「逃げ」の気持ちがあることは否めません。

    トラブルが起きても無事に手術を完遂させ、大変お疲れさまでした、と小説上の先生方にお伝えしたいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。
    内科医にとって診断のところに最大の不確定要素があるとはいえ、最近は複数の疾患をもつ高齢者が多く、また家族関係や経済的状況などから、治療についても不確定要素が多い気がします。