応援コメント

第557話 「王の病室」を読む男 2」への応援コメント

  • 僕は週刊誌で読んでいますが、二巻では主人公が腕時計を持っていないことを指摘されます。
    スマホの時計で患者を看取ると……。
    次巻ではまた物語の思考が良い意味でお医者さん側に偏っています。
    医療マンガはやっぱり面白いと思ってしまいます。
    丁寧なご感想をありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。
    2巻の「腕時計を持っていない」のくだりは、御家族に「スマホは駄目だ」と怒られたのでしょうか?
    参考までに、処置の時に引っ掛けることがあるので、腕時計をしない医療従事者は珍しくありません。
    どんな話なのか、第2巻発売まで楽しみにしておきます。


  • 編集済

    「後医は名医」「前医を悪く言わない」は、おっしゃる通りです。常に私も気を付けています。ただ、時々困ることもあります。

    前職場の診療所の話ですが、看護師さん、事務スタッフから聞いた話ですが、患者さんの中で、「薬をもらいに来て、待ち時間が少ない方が良ければ所長の外来へ、体調が悪く、しっかり診てほしいときは私の外来へ」という話が流れていたそうです。

    そんな中、とある日、所長かかりつけの80代後半、女性の患者さんが、「お腹がひどく張って痛い。気分が悪い」と言ってわざわざ私の外来に受診されました。カルテを確認すると、半年ほど前の血液検査で鉄欠乏性貧血が急激に進行していました。所長は鉄剤を処方して経過観察としていました。

    お察しのとおりかと思いますが、緊急でCTを撮影すると、S状結腸に腫瘤性病変があり、明らかな大腸閉塞を来たしていました。

    患者さんをすぐに近隣の急性期病院に紹介。S状結腸癌、とのことで、緊急で、一期的に大腸減圧と腫瘍切除(おそらく姑息的手術として)を行なったそうです。患者さんはお元気になり、私のところにお礼もかねて受診されました。「お元気になられてよかったですね」とお話ししましたが、ご家族から、「ずっと見てもらっていたのに、『早期発見』とかできなかったのでしょうか?」と問われ、絶句したのを覚えています(もちろんお茶を濁しましたが)。

    個人的な感想ですが、「現行の医療制度で最も優れた医者は?」という問いは、「優れた」という言葉が様々な視点を含んでいるので、私なら、「現行の医療制度で、最もコストパフォーマンスの良い医者は?」と言いたい、と思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。

    80代女性なら月経による鉄欠乏性貧血のはずはないので、便潜血を調べて上下内視鏡の流れになるのでしょうか?

    「優れた」は経営的な意味なんでしょうね、たぶん。

  • わが国の社会保険は安価に医療を受けられるため、多くの症例を集めることが出来ますし、それにたくさんの患者を見ることで医師のスキルアップにつながります。
    金がないからと診療中断をする患者も少なく、めずらしい症例に医師がチャレンジできますから

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。
    社会保険制度がよく出来ているのは確かですが、持続可能なのか、というところを危惧します。