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2023年8月21日 07:50 編集済
自分の専門とは異なるスペシャリストの講演、非常に興味深いですよね。現在は終了したプロジェクト「人工知能は東大受験に合格できるか」のプロジェクトリーダーの方が、内科学会総会で講演をされたことを記憶しています。英文法の問題では、与えられた問題文の「意味」を考えることはせず、ネット上の莫大な英文を検索し、似たような構造の文章を見つけ出して解答欄を埋める、というアルゴリズムを使っていたそうです。なので、よく似た単語で作られている、意味もよく似た英文、例えば、I want to drink something cold.I want something cold to drink.の区別がつかず、与えられた単語で文章を作りなさい、という問題で回答ができない問題が生じたりした、という裏話をいくつか聞けたことを覚えています。学会側は、今後進歩が予想する「人工知能」と「医師の仕事」の関係についてのIT技術者からの意見を期待していたのだろうと思いますが、もちろんそのことについても触れられ、そのご意見は「AIは診断補助ツールとしては非常に優秀なものになる。AIのサポートがない状態での医師の意思決定が、結果として悪い方向に進んでいった場合に、「AIを使っていない」ということが訴訟の原因となってくるだろう。しかし「AIが医師の仕事をすべて奪ってしまう」ということにはならないだろう、という意見でした。妥当だと大いに納得したことを覚えています。
作者からの返信
AIと医師の仕事の関係性は確かに妥当ですね
編集済
自分の専門とは異なるスペシャリストの講演、非常に興味深いですよね。
現在は終了したプロジェクト「人工知能は東大受験に合格できるか」のプロジェクトリーダーの方が、内科学会総会で講演をされたことを記憶しています。
英文法の問題では、与えられた問題文の「意味」を考えることはせず、ネット上の莫大な英文を検索し、似たような構造の文章を見つけ出して解答欄を埋める、というアルゴリズムを使っていたそうです。
なので、よく似た単語で作られている、意味もよく似た英文、例えば、
I want to drink something cold.
I want something cold to drink.
の区別がつかず、与えられた単語で文章を作りなさい、という問題で回答ができない問題が生じたりした、という裏話をいくつか聞けたことを覚えています。
学会側は、今後進歩が予想する「人工知能」と「医師の仕事」の関係についてのIT技術者からの意見を期待していたのだろうと思いますが、もちろんそのことについても触れられ、そのご意見は「AIは診断補助ツールとしては非常に優秀なものになる。AIのサポートがない状態での医師の意思決定が、結果として悪い方向に進んでいった場合に、「AIを使っていない」ということが訴訟の原因となってくるだろう。しかし「AIが医師の仕事をすべて奪ってしまう」ということにはならないだろう、という意見でした。
妥当だと大いに納得したことを覚えています。
作者からの返信
AIと医師の仕事の関係性は確かに妥当ですね