応援コメント

第535話 働き過ぎた男」への応援コメント

  • おっしゃる通りだと思います。

    アメリカでもいわゆる「初期研修医期間」は労働時間の制限が非常に厳しく決められていて、違反がばれれば、初期研修医の受け入れが禁止される、という罰則つきなのでかなり守られていますが、そのわりを食らうのは、いわゆる「後期研修医」、「後期研修終了後の若手医師」になるそうです。

    私自身はいわゆる「出世」を望んでいなかったので、学会発表、症例報告は専門医を得るための最小限しかせず、その分だけ負担が少なかった(だから研修医期間を乗り越えられたのだろう)と思います。

    診断書を書かない後期研修医は困ったものです。「医師法」に「依頼があれば書け」と規定されているので、「後期研修医」になった途端、山ほど「診断書」の類の書類が回ってきて、自分の書類依頼ボックスを空にするのに必死になった記憶があります。

    作者からの返信

    自殺した消化器内科レジデントに対して、職場の誰かが気づいてあげることが出来れば最悪の結末を避けられたのではないかと残念です。

    あと、病院組織の構造上、多くの人がバラバラに彼に対して指示を出すので、それぞれの人が過重労働の原因を作っているという自覚がなかったのかもしれません。