応援コメント

第517話 救急モードの男」への応援コメント

  • 状況、よくわかります。診療の場面によって私もモードが変わります、いや、モードを変えます、という方が適切かもしれません。

    時に並列で異なるモードを使い分けなければならない場面に遭遇し、切り替えに困ることもあります。外来では、Walk inで受診した重症患者さんの転送のために「救急モード」で仕事をしている最中に、病棟から、長期療養中の方のお看取りの連絡が入り、涙を流すご家族の前で、ある程度厳かに看取りの「儀式」を行なう「看取りモード」に切り替える、なんてことをしていると、どこかで、「自分は役者じゃないか?」と思わないこともありません。

    時に家族が体調を崩して、私の外来に受診することがありますが、「通常外来モード」と「家族モード」がごちゃ混ぜになって、変な受け答えになることもあります。家族から、診察室から漏れ聞こえる私の声を聴いて、「お父さん、なんか、変」と言われます。はい。通常外来では、ある意味「接客業」なので、「家族モード」とは違います。

    作者からの返信

    そうなんですよ。
    仕事モードと私生活モードも切り替えが必要ですね。