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2023年7月21日 09:19
いつから、「院内、施設での転倒は病院や施設の責任」になってしまったのでしょうかねぇ?不思議に思います。私の勤務している病院は「いわゆる」療養病院なので、「何らかの急性疾患があったが落ち着き、ADLが低下したのでしばらくリハビリを」という患者さんがほとんどです。ほとんどの方が認知症で、サルコぺニア、サルコペニア肥満を合併しているので、「転倒」の問題はとても悩むところです。リハビリをしてもゴールが「つかまり歩行で自宅のトイレまで5m」、それが厳しい人たちなので、来院直後の「動けない」状態が一番転倒リスクの低い状態です。リハビリしないと帰れないし、リハビリをして少し動けるようになると転倒リスクは跳ね上がるしで、ジレンマを感じながら仕事をしています。内因性の脳血管障害→転倒→外傷性脳損傷、という流れは頻度は高くないものの、ありうることだと思います。家族が厳しい態度で臨んでくるなら、医療者側も戦わざるを得ないですね。先生のレジデントへの指導は適切だと私も思います。
作者からの返信
コメントありがとうございました。二足歩行に転倒はつきものなのですが、それを理解していない人たちが多すぎますね。
いつから、「院内、施設での転倒は病院や施設の責任」になってしまったのでしょうかねぇ?不思議に思います。
私の勤務している病院は「いわゆる」療養病院なので、「何らかの急性疾患があったが落ち着き、ADLが低下したのでしばらくリハビリを」という患者さんがほとんどです。ほとんどの方が認知症で、サルコぺニア、サルコペニア肥満を合併しているので、「転倒」の問題はとても悩むところです。リハビリをしてもゴールが「つかまり歩行で自宅のトイレまで5m」、それが厳しい人たちなので、来院直後の「動けない」状態が一番転倒リスクの低い状態です。
リハビリしないと帰れないし、リハビリをして少し動けるようになると転倒リスクは跳ね上がるしで、ジレンマを感じながら仕事をしています。
内因性の脳血管障害→転倒→外傷性脳損傷、という流れは頻度は高くないものの、ありうることだと思います。家族が厳しい態度で臨んでくるなら、医療者側も戦わざるを得ないですね。先生のレジデントへの指導は適切だと私も思います。
作者からの返信
コメントありがとうございました。
二足歩行に転倒はつきものなのですが、それを理解していない人たちが多すぎますね。