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2023年7月14日 09:18
スリリングな展開です。血管の断端にピオクタニンブルーを塗布して見やすくする手法は、「夜の街」から生まれた発想、というのは感動しました。医学とは関係のないところにいろいろなヒントは隠れているのでしょう。その先生も常に、頭の片隅に「血管の断端の視認性を上げるにはどうしたらいいか」という事を(無意識ながら)考えておられたのでしょう。指導医が、自身の考え方を話しながら手術や手技をしてもらうと、受け手側はとても参考になると思います。初期研修医の時の麻酔科ローテート中、気管支鏡を使った経鼻挿管をすることになったのですが、私が手技をしている横で、指導医の先生が「先端、どこにあんねん。どこや、どこや。言うてくれへんと分かれへんやろう!」とせっつかれたことを覚えています。こちらは気管支鏡の操作に必死で「言語野」を動かす余裕もなかったことを思い出しました。
作者からの返信
自分の考えを言語化するのも高度なスキルが必要だと思います。それを研修医に求めるのはいささかハードルが高すぎですね。
2023年7月14日 08:56
hekisei様、おはようございます😊500話到達、おめでとうございます💐毎日の更新お疲れ様です。唇に紅を塗るというプレーの最中に閃いたとは、何処にヒントが隠されているかわからないですね。興味深いお話でした。
500話目になったというのは投稿した後に気づきました。見ていてくれた人がいたのは嬉しいかぎりです!引き続き1000話を目指すので応援よろしくお願いいたします。
スリリングな展開です。
血管の断端にピオクタニンブルーを塗布して見やすくする手法は、「夜の街」から生まれた発想、というのは感動しました。医学とは関係のないところにいろいろなヒントは隠れているのでしょう。その先生も常に、頭の片隅に「血管の断端の視認性を上げるにはどうしたらいいか」という事を(無意識ながら)考えておられたのでしょう。
指導医が、自身の考え方を話しながら手術や手技をしてもらうと、受け手側はとても参考になると思います。
初期研修医の時の麻酔科ローテート中、気管支鏡を使った経鼻挿管をすることになったのですが、私が手技をしている横で、指導医の先生が「先端、どこにあんねん。どこや、どこや。言うてくれへんと分かれへんやろう!」とせっつかれたことを覚えています。こちらは気管支鏡の操作に必死で「言語野」を動かす余裕もなかったことを思い出しました。
作者からの返信
自分の考えを言語化するのも高度なスキルが必要だと思います。
それを研修医に求めるのはいささかハードルが高すぎですね。