応援コメント

第479話 代わりに怒られる男」への応援コメント


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    確か、アメリカのレジデントは「週80時間」の制限があったと記憶しています。その他細かい制限もあったと記憶していますが、「週80時間」とすると、日本の労働基準法では、週40時間の超過勤務、月に160時間ちょっとくらいになるかと思います。

    「研修医の過重労働で研修医の過労死が起きた」「研修医の過重労働で診察の質が落ちた」というエビデンスを基に作られた基準だそうですが、「週80時間」でこれまた逆に「業務量に比べて勤務時間が短く、診察の質が落ちた」というエビデンスがあるようです。

    何でも「アメリカ」を持ってくるのは良くないのかもしれませんが、「労働者<<trainee」である立場の初期研修医に、単純に「労働基準法」を押し付けるのはいかがなものか、と私も思います。という点で、「週80時間労働」というアメリカの制限は適切ではないか、と思っています。

    私が研修を受けた病院グループは「ハードトレーニング」と言われるところだったので、「自分が何時間働いているのか?」という疑問を持つ余裕さえなく働いていました。初期研修1年目のころ、自分たちの給料を時給に換算し、「マクドナルド」より安いよなぁ、と同期で笑いあっていたことを覚えています。

    先生の「修行ってのはそのくらいの熱意でやるもんじゃないのかね。」の言葉、私も同意いたします。

    私たちの病院では初期研修を終え、「専門診療科研修」を開始した医師を「後期研修医」と呼んでいましたが、「後期研修」はそのくらいの熱量でするものだろうと思っています。初期研修医、後期研修医時代に必死に食らいついて学んだことが、今の私を思わぬところで助けてくれています。

    作者からの返信

    いつの時代でも、偉くなる人はどんどん偉くなるし、そうでない人はそうでないままのような気がします。
    でも、時に大化けする人もいて、分からんモンだなあ、と思わざるをえません。
    若い人たちに対しては、あまりイライラせずに見守っていた方が良さそうですね。


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    医師の超勤を減らすには、というのが我が社のテーマでもあるんですよね。
    患者さんとの会話を機械AIが自動で文字起こしして電子カルテに入力するのはほぼ確立して…それはクラークの超勤が減るだけか…

    作者からの返信

    私くらいの世代の医師は、仕事と勉強と趣味と私生活の境界が曖昧で、ここからここまでが超勤という区別が難しいのが現実です。