第448話 「竹田くん」を読む男
以前から噂は聞いていた、衝撃的な漫画があるという事を。
先日、改めて
それが「脳外科医 竹田くん」という漫画だ。
実際に出版している漫画ではなく、はてなブログや
だから誰でも読むことができる。
1話が4コマ漫画で現在は第93話に差し掛かったところだ。
この漫画では何度も医療事故を起こしている竹田くんという脳外科医を描いている。
これが実話をもとにしたものだというから驚く。
で、ネットで読んでみた。
笑えない……
竹田くんは京都の病院からやって来て、赤池市民病院という架空の病院に採用されたフリーの脳外科医。
「都会で最新の医学を学んできた」とか「この病院の質を上げたい」とか、自信満々だ。
ところが、最初の8日間で3件もの医療事故を起こしてしまった。
その後も手術をするたびに患者に後遺症を出してしまう。
さらに、デスクは書類の山、病院の備品を失くす、しばしば行方不明になる、と困った人だった。
当然、看護スタッフやコメディカルからは総スカンを食らう。
が、反省しない竹田くんはさらに暴走する。
一気に第1話から93話まで読んでしまった。
ちょっと冷や汗が出てくる。
実はこういう医師は決して稀ではない。
たぶん10人に1人くらいはいるんじゃないかな。
オレ自身、自分が竹田くんと全く違う人間だ、と言い切る自信がない。
むしろ心の奥底に竹田くんを飼っている脳外科医は多いと思う。
忙野先生によれば、竹田くんのモデルとなった医師は赤池市民病院を
本人は自分が主人公となった漫画の存在を知っているのだろうか?
救急医としての働きはいかばかりか。
そして、漫画の通りに人格が
興味は尽きない。
幸か不幸か、竹田くんが現在働いている病院にも知り合いがいるので、どんな状況なのかを訊いてみよう。
もちろん、その秘密情報を自分だけのものにしておくつもりはない。
カクヨム読者には惜しみなく披露しよう。
ん?
たとえ事実であったとしても名誉棄損で訴えられる可能性があるのか。
そいつは残念だ。
うっかり書くわけにもいかないしなあ……
ともかく、「脳外科医 竹田くん」は衝撃的な内容であることは間違いない。
ぜひ読んでみて欲しい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます