応援コメント

第331話 教科書を書いた男」への応援コメント

  • 先生の観察眼とその発見、素晴らしいと思います。

    どうしても膠原病系の疾患は内科医が診ることが多く、側頭動脈炎の動脈生検についても、自分ではなく、脳外科、頭頚部外科、あるいは血管外科に依頼するため、血管そのものの肉眼的観察、あるいは血管縫合の際の違和感などは実感できないところです。

    なので、側頭動脈炎で生検後、血管縫合の際に「尋常ではない」と感じられる先生の直感は、診断をつけるうえで貴重なものだと思います。

    気心の知れた外科医に依頼しなければ、そういった「直感的なもの」までは伝えてくれないので、内科医サイドとしては、「生検なしで治療」という発想になってしまいます。

    「浅側頭動脈の生検を行なった医師が『血管炎の存在』を強く疑った場合」も、治療開始の条件に付けてもよいのでは、と思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。
    >「浅側頭動脈の生検を行なった医師が『血管炎の存在』を強く疑った場合」も、
    >治療開始の条件に付けてもよいのでは、と思いました。
    全くその通りだと思います。

    編集済