応援コメント

第247話 身代金を支払わない男」への応援コメント

  • 当院は、資金の関係上現在も、今後10年間も、紙カルテ運用は続く予定です(笑)。
    レセプトと紹介状など書類関係はコンピュータに入っていますが、紹介状も紙カルテに挟んでいるので、ランサムウェアにやられても、医事課は大騒ぎですが、診療部隊は全く問題なく回ります。

    電子カルテと紙カルテ、読めない字がなくなる、院内のどのPCからも読める、という点では電子カルテに分がありますが、記載するときに、文字と図を混在させることが極めて容易なこと、過去カルテをさかのぼるときにアクセスの点で圧倒的に紙カルテが早いのは紙の利点だと思います。研修を受けた病院から、診療所へ転職した時、診療所は紙カルテでしたが、研修病院では30人の定期外来をこなすのに5時間かかっていたのが、3時間ちょっとで終えることができたので、検査のオーダー数が少なければ、紙カルテのほうが診療速度も速いように思います。

    私のERの師匠も阪大特救の出身で、話題の旧大阪府立病院救急部長から転職されてきました。腕はものすごく確かでしたが、人に愛される雰囲気の人ではなく、うわさで「教授選に落ちた」と聞いても、さもありなんと思う感じの人でした。初期研修でERに来る(ERは必修)研修医がことごとく抑うつになっていました。が、根っこから邪悪な人ではなく、私は嫌いではありませんでした。

    作者からの返信

    紙カルテ最強説ですね。
    とある病院では紙カルテ、非DPC、非ジェネリックで頑張っておられますが、それも1つの信念かと思います。
    特救は色んな面で影響力の大きい存在ですが、あの馬力には感心します。


  • 編集済

    確か新潟県の電子カルテは新潟大学がデータベースとしてインターネットに接続されないクラウド管理されてるはず。
    かつて、キャバクラの女性が刺殺された事件で、「診療業務」に関係ない医師数人が閲覧して戒告を受けたというニュースがあった。

    新潟県内病院は集中管理と思われる。AI診断予測などの開発に使われているようです。

    個別の病院が攻撃されても、すぐに復旧できるはず

    米山隆一さんと斉藤元章さんの時代に整備が始まったんだったかな?

    (追記ですが)
    私の近所にある、かかりつけ医の内科クリニック、子どもの小児科医院、整形外科、耳鼻科は電子カルテです。あと歯科医院も。
    レントゲン自体デジカメなので、電子カルテはどうしょうもないような(笑)

    紙カルテを見るのは、頭痛で通う脳外科医院診療所の重鎮のおじいちゃん先生くらいしか、紙カルテを見ないようになりました。

    (さらに追記)
    面白い話題なので、私の近況ノートにリンクを張らせていただきました。ご了承くださるようお願いします

    作者からの返信

    頂いたコメントを読んでふと思ったのですが、ブロックチェーン技術を活用したらサイバー攻撃に強いのかもしれませんね。
    他人様のカルテの覗き見は当院でも厳禁で、誰かのカルテを開けようとすると過去に閲覧した人の一覧が表示されます。
    これは結構な抑止力になっているように思います。