よく似た話、ありますね。
私が後期研修中、日勤帯のER当番だった日、「耳鼻科で処方された薬を飲んでからおかしい」という救急搬送を受けたことがありました。予想通り、ヒューヒューとした呼吸と全身の膨疹、低血圧。アナフィラキシーショックと診断し、速やかに行うべきことを行ないました。患者さんも治療で落ち着き、経過観察の一泊入院にも同意してもらいました。患者さんが落ち着いたので、詳しく話を聞くことに。
「これまで、薬で調子が悪くなったことはありますか?」
「昔、バクシダールという薬でひどい目にあいました。医者からは飲まないように、と言われており、医療機関に受診するたびに、そのことは伝えています」
「なるほど。耳鼻科でもそれは伝えていたのですね。耳鼻科の薬は持ってきていますか?」
「はい」
と言って見せてもらった薬が「ノルフロキサシン」。バクシダールの一般名でした。
その旨、患者さんに説明したら、患者さんは耳鼻科に大激怒。「もう二度とあそこには行くか!」と怒りに打ち震えていました。
院内での調剤をしているクリニックとのこと。第三者の目は必要だなぁ、という事と、自分の使う薬は、しっかり勉強すべきだなぁ、と改めて思いました。
作者からの返信
おお、そっくりの話ですね。
ただ、最近は患者さんも商品名と一般名の両方で御自分のアレルギー薬を覚えておく必要があるのではないかと思うようになりました。
何よりも御自分のために、です。
ふんふん、それで、、、
作者からの返信
続きは明日の朝。
お楽しみに!
緊張しているなか、室長一人だけホットコーヒー。
そして、心の中でツッコミをいれる先生に笑ってしまいました。
作者からの返信
これは真剣に「やめてくれー!」と思いました。