資料⑦ 通信機器
この世界では、現在よりも通信技術が圧倒的に発展しているため、様々な通信方法が存在する。
各国が独自に保有する通信技術もあるが、ここには主に使われる無線と、桜日が使用する通信技術のみまとめる。
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『通常無線』
一般的に使用される無線通信。電波技術の発展により、限界はある物のそこそこ離れた位置でも使用可能。
電波仲介の『五型通信機』を持つ兵を一定間隔で置けば、通信可能距離の延長ができる。
通信距離;★★☆☆☆☆ 傍受・妨害耐性;★★★☆☆☆
通信方法;会話が可能
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『長距離無線』
通常無線では届かない距離まで通信ができる。仲介をすることはできないが、たとえ日本に居てもインドや中国、アラスカ程には、少々の時間がかかるが、通信を送ることが可能。
一度だけの電波発信での通信の為、多少傍受されにくい。
通信距離;★★★★☆☆ 傍受・妨害耐性;★★★★☆☆
通信方法;音声メッセージを相手に届ける
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『衛星通信』
地球の周囲を周回する桜日国が所有権を持つ衛星を仲介して、通信する。仲介を衛星が行うため、地球上であれば、基本どこでも通信することができる。
距離が離れれば離れるほどタイムラグは発生するものの、声質良好で会話が可能である。
衛星仲介のため、使用衛星が敵に知られてしまうと、逆探や傍受がされやすくなってしまう。
通信距離;★★★★★★ 傍受・妨害耐性;★★☆☆☆☆
通信方法;会話が可能
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『モールス電信』
艦や基地本部に備え付けられる、古典的なモールス通信機。相手側が日本語かモールスで機械に打ち込むと、相手側に情報が行き、向こう側のコンピューターが解析、文字として知らせることができる。
なお平文(日本語)で打つ場合と、モールスで打つ場合があるが、モールスで打った場合、コンピューターが重要度の高い通信だと判断し、複雑に暗号化して飛ばしてくれるが、届くのがやや遅くなる。
大体長距離無線と同じぐらいのところまで届かせることができる。
通信距離;★★★★☆☆ 傍受・妨害耐性;★★★☆☆☆
通信方法;文章として相手に届く
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兵士たちが付けている腕時計には、『通常無線』と同等の通話機能が付属されている。戦場に立つ兵士たちが携帯する無線機には、『通常無線』と『長距離無線』の二つの無線を繋ぐことができる。
『衛星電話』は、部隊に随伴する通信兵の持つ携帯式『衛星通信機』の受話器で使用することができる。
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『S無線』
艦隊内にいる艦同士の身で使用可能な艦隊無線通信。艦隊内でしか使うことはできないものの、傍受されにくい。
WS艦には艦橋、現代艦にはCICに使用可能な受話器がある。
通信距離;★★☆☆☆☆ 傍受・妨害耐性;★★★★★☆
通信方法;会話が可能
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『水中クジラ無線』 通称;K無線
日本潜水艦同士で使用する通信手段。音波をクジラの鳴き声に寄せており、無線と知らない限りは、潜水艦だとは探知しにくい。
そもそもクジラの鳴き声は、人の耳では感知しにくく、コンピューターも自然音と誤認することが多いため、秘匿性にとても優れる。
あくまでも音波に似せた電波無線なので、少し離れた位置で合っても通信は可能。
通信距離;★★★☆☆☆☆ 傍受・妨害耐性;★★★★★☆
通信方法;キャッチした側のコンピューターが解析し、文章として伝わる
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備考
・現代各国で使用される通信機器は、ほぼ全てに自動翻訳機能が装備されている
・有馬の腕時計からWSと通信を取る際に使われる通信手段は、衛星通信に近い仕組みとなっている
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