応援コメント

医師と暗殺者」への応援コメント

  • ダグラスは常に葛藤の中で生きてきたんでしょうね。
    誰かの命を奪った手で、誰かの命を救って。
    マリオネ2の本編でも、彼の二面性はちらりと垣間見えていましたね。

    暗殺者ダグラスの標的とする人が悪人とは限らないのと同様、ダグラス自身もきっと恨まれるばかりではなく、彼に救われて感謝している人もいるはずですね。誰かにとっての光だったかも。
    そのことに、なんだか切なくなりました。

    作者からの返信

     こちらの作品までお読みくださりありがとうございます(∩´∀`)∩
     今作ではお母さんは直接救えていませんが、少年の心は間違いなく救っているから、彼ににとっての光にはきっとなれているはずだと…。でも本人がもう、自分は幸せになってはいけないような気持ちを持ってる風なところが、ダグラスの哀しい所だったのかもしれません。
     

  • あらすじを見た瞬間に彼の話だと分かり、ドキドキしながら読ませていただきました!あああ、切ないです……ラストシーンの彼の行動に、二刀流で生きる彼の人となりが確かに表れているように感じられて、とても心に残りました。カートと出会う前の彼を知ることができて嬉しかったです。

    作者からの返信

     お読みくださりありがとうございます(∩´∀`)∩あの問題の人が主役の短編でした!
     キャラの過去から、本編に至る過程を感じ取っていただけたら幸いです。

  • 再びダグラスさんに出会えて嬉しい! 彼はマリオネの登場人物の中でも印象が二転三転と変わった方でした、親友を救いたかった……彼も元々は光の側に居たはずなのに気づけば闇の道を進んでいたと、虚しさだけが広がります。
    きっと、カート君と出会ったときの衝撃は凄かったでしょう。

    作者からの返信

     真面目過ぎる人だった、というのも彼の運命を曲げてしまったかもしれませんね。どこかで割り切る事ができたならと。

     でも彼は、最期は人を救う事の方を選んだんですよね。太陽に背を向けたけども、光は彼の背中をずっと押してくれていたのかもしれません(しんみり。

  • こういう二刀流は想像つきませんでした。あまりにも切ない!
    でもあえて手を汚す道を選んだ彼にどこか魅力を感じましす。プーチン暗殺計画とかニュースで見る度に、こういう物語が絵空事でないと感じる今日この頃です。

    作者からの返信

     汚れ仕事を担う存在も、歴史の中には必要な事もありますしね…。諸悪の根源を断てば、必要最小限の損耗で済むというのもありますし。

     ただこういうのって、歴史を変える覚悟も必要だし、命を救う事も殺める事も人の運命への干渉であり。

     そして誰かにとっての悪は誰かにとっては正義だったりもする。
     ロシアは今、世界の敵扱いではありますけど、歴史とか関係性を考えると、それを正義と担えてる人もいるだろうなあと。

  • 噂で聞くダグラスさん!

    お医者さんと暗殺者の二刀流なお人なのですね。
    こっそりとお金をポストに入れていく優しさが胸打たれました(ノ_<)
    男の子もお母さん亡くなったばかりなのに、とても健気ですね。

    作者からの返信

     このダグラスさん、初登場はとんでもない人なんですよね。知らないままだと素敵な人なんですけど、カート君を苦しめちゃう人なんですよね…。こういう過去があったからこそでもあるのですが。

     長く病気を患っているお母さんだったので、いつかはという覚悟もあったのだと思います。幼くて、これからの事がまだイメージもできてなくて、寂しさとか悲しさはこの後に出て来ちゃうのかも。
     ダグラスは次の仕事でここを去らないといけないのでサポートはできず、出来るのはお金を置いていくだけ。
     この人はいつもこういう事やって、有り金全部置いていきがちなので、実は手持ちにお金はなかったりします(だから酒場の支払いは今回の報酬からだった)。

  • ううっ、良い男なのに……。
    悲しいです(´;ω;`)

    作者からの返信

     手を汚してしまって後戻りが出来なくなった人でした・・・!

  • 元々は救うために志した医師の道でしょうし、親友の思い出とともに捨て去ることはできなかったんでしょうねぇ。救いたい気持ちが報われるとは限らない、しんどい道ですが、本当はこっちのほうが合ってたんじゃないのかな、と今でも思います。
    こんな自己矛盾抱えていたら、ああいう最後を選んじゃうのもわかる気がする……。

    作者からの返信

     読み込みありがとうございます(*´Д`)
     医師であることと、親友の笑顔がセットになっているんですよね。距離を置いてしまった事で、最後の縁が医師であり続ける事であったというのも彼の縛りだったのかもしれません。

     一度手を汚してしまったら、失われた命が二度と戻らないのと同じように、汚れた手は綺麗にはならなくて、最初に自暴自棄に「仕事」をしてしまっては、自分の道はもう1本しかないという感じになってしまったのかもしれません。マリオネの中で一番道を誤った人で救われないけれど、命を見つめ過ぎるとこうなってしまうのかなという気持ちもあったりします。

  • 男の子の言葉にううっと切なくなりました。

    でも彼って生かすも殺すもできる人だったんですよねと改めて。
    本編の彼の選択が、どうか彼にとっても救いであったことを祈ります。。

    作者からの返信

     生かす事が出来るからこそ死なせる事も出来るし、その逆も、という事なんですが、助ける方がかなり難しいんですよね。

     この後、2に続くという感じでした。
     読んでくださりありがとうございます(∩´∀`)∩

  • うわーーーー!!本編であんな悪役っぷりを見せておいてこの背景はもう好きになるしかないじゃないですか!(ノД`)
    医者と暗殺者の二刀流でしたが、彼はやはり人の命を救う方が向いていたんですね。親友との約束ですもんね…
    やはり尚更、ヴィットリオと共に国を支える柱になれたかもしれないという事実が悔やまれますね(´;ω;`)切ない…

    完結してからこういうエピソードが読めるのっていいですね☺️✨

    作者からの返信

     何気に国に帰りたいという気持ちもあったり、なのにこんな意地はっちゃってまあ…。
     暗殺者は仕事で、医者の方は仕事と思ってない節もありますね。お金が必要なわけじゃなく、彼は名誉と評価が欲しい人なので、救おうとしても命はなかなか救えないという繰り返される挫折感に負けちゃった結果という感じでしょうか。

     花ちゃんのと内容被らなかったかな!?


  • 編集済

    ダグラス―――――!!!!
    何て切ない!!
    真反対の中で揺れ動く
    そんな中でも誰かを助けようとする
    誰かの幸せを願っている

    複雑!!

    こういう悪役になりきれない敵キャラ
    好きですねぇ

    作者からの返信

     ありがとうございます!

     悪役に徹しきれない部分、敵役としては残念要素ではあるのですが、人間って本来こういう曖昧な感じのような気がします。ブラックジャックに出てくるキリコみたいに死は救済的に吹っ切ってしまっているのも魅力的ではあるのですが。

  • くそぅ、またメガネスキーへの階段を昇る日が来ようとは…!
    命を切り、命をつなぐ。
    2つの力を持つ責任を抱え、彼は静かに歩んでいったのですね。
    彼を知るたびに上昇する、メガネゲージ(命名:とは)が天井知らずになりそうです。
    期間中にまた彼の登場があるのかな?
    なんて思いつつ楽しませていただきます。

    作者からの返信

     KACのお題に乗れるかはお題次第ですが、困ったら出てくる人かもです。

     人を助ける事がどれだけ難しいのか、という話でもありますね。命の維持に人はいつも無力というか。それでも人を救いたい気持ちは捨てる事なく、3での結論に歩む銀縁眼鏡、その過去でした。

  • 一方の手で人を救いながら、一方では善人も悪人も構わず殺す暗殺者、というだけでもうなんかお腹いっぱいになるのですが、命令ならだれでも殺していながら人を救いたいと願っているというのがめっちゃエモい……!
    少年のこれから先を思って、せめてとばかり貰った報酬を置いて行きながら、けれど自分は地獄に落ちる覚悟という、もう、これを何と言えば……!?
    切なくて虚しくてでも力強いお話、この人の他の話も気になります。

    作者からの返信

     これが私の作中で紀里さんのハートをつかんだキャラです。本編では悪役なんですよー。

     いい人なのか悪人なのか。
     お金が欲しいわけじゃなく、自分は国を捨てて世界に羽ばたく価値がある優秀な人間だと信じさせてほしいと苦しんだ結果、暗殺者の道に進んでしまったけど、医師を志した気持ちのままに純粋に生きたい事も捨てられない複雑な人。
     エモさを感じていただけて嬉しいです。

  • ううう、複雑です。
    安易にかっこいいと言ってしまうのが拒まれるような。
    でもやっぱりかっこいいです……!

    作者からの返信

     お読みいただき星のほかレビューまでありがとうございました!

     そうなってしまった自分に足掻いて抗うところ、自分を憐れんではいない事、もう地獄に向かう覚悟は決めているところが男らしい部分かもしれません。

  •  ちょ……おま……ダグラス……!?
     闇の稼業に手を染めてからはもうちゃんと「悪役」やってると思ってたのに、誰かを救うためにもその手を血で染めてたとか反則でしょーーーー!?

     そこまで他者の幸せを願えるなら何であの人のそばにいなかったんだよバカーーーーっ!! もっと早くに自分のその想いを自覚してたらさあ!せめてその手を汚すとしてもあの人のために使ったらよかったんちゃうのーーーーー!?

     ……取り乱しました。最高でした。

     切ないけど好きです。あーもう好き!(大事なことなので二回)

    作者からの返信

     紀里さん専用の一作、いかがだったでしょうか。

     ダグラスがラザフォード国に戻る前のお話を書いてみました。この後、女王暗殺の任務を得て帰国する事になります。
     医者としての矜持は捨てられなかったんですねえ。それは過去に縛られるのと同義ではありますが。医師であることを手放すと、あの日喜んでくれた親友の笑顔も失ってしまうという事もあったのかもしれません。

     医師を志したきっかけが親友であっても、誰かを救いたいと思っての職業選択だったから、3で一切の躊躇がなかったともいえますね。

     ネタ提供ありがとうございました・・・!