第25話夢見る少女でいられない ! 後編
【コロッケside】
どうして……どうしてこうなったんだ !
最近、
そして
「わあー! 可愛いー ! 本当にタキシードを着ているみたいな
それに比べて、ウチのコロッケは…………」
「
最近、俺の扱い方が『
俺が顔を見せるとタビと子猫が寄って来た。
「
「
………この子猫、何処かで見た
いつの間に
まっ まさか、
俺の
一生懸命に動いている俺の脳細胞の為に動けないのだ、そう 俺の小さな『脳細胞』は二つ同時進行は出来ないのだ。
ピタン ピタン ピタン 考えていると尻尾が勝手に動いている。
それにタビとボンドが反応して俺の尻尾に飛び掛かった !
ガシッ ガブリ !
「
タビが俺の尻尾に
俺の尻尾は
そんな様子を
「コロッケは偉いねぇ~、子猫が
「ウム、コロッケも『
「 大人の余裕と云う奴だね、後でコロッケにもタビのオヤツをあげようかな 」
「勇気さんも
単に
それと大江戸先輩は、甘過ぎます ! コロッケは食べすぎで太っているからオヤツをあげると
………
むっ、視線を感じる………辺りを見回すと庭の隅でオコゲとガンモが仲良さそうに
なっ !
俺の視線に気がついたオコゲがガンモの
「プークスクス ! コロッケの顔が百面相をしているわ 」
「 ウッシー、あまり笑ってやるなよ ! コロッケも頑張ったんだ 」
「だって、にゃん太郎親分 ! ボンドがタビのお婿さん候補と知らないで遊びに来ているコロッケが面白かったんだもん !」
グルン ! 思わずボンドとタビ、にゃん太郎親分とウッシーを交互に見た。
「にゃん太郎親分、ウッシー ! 今の話は本当なのか ?」
「本当よ ! 今は
にゃん太郎親分は眼をつぶり黙っている。
ガビーーーン !
いつの間にか 俺は、ガンモ
ガンモを見ると戸惑っているように見えるが、嫌そうには見え無い。
甲斐甲斐しくオコゲはガンモの毛繕いをしている。
にゃん太郎親分とウッシーは………普通だな、流石に三人目の彼女なんて『天』が許しても俺が許さない !
親分の彼女のカスミちゃんやマユキちゃんに言付けてやる !
ふと見ると
人間の一人の男に五人の女がピタリと付いている。
隣の部屋では酔っぱらいの女の腕枕に男が寄り添って寝ていた。
独り者は、俺と
うわぁ~~ん ! 俺の
───頑張れ ! コロッケ。 明日があるさ……たぶん───
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます