このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(280文字)
私たちは当事者ではありません。そして入ってくる情報は必ず何らかのバイアスがかかっているわけで、何が正義なのか何が悪なのか、語れる立場にはないのでしょう。だからこそ、考え続けなければならない。このはてに何があるのか、何を失うのか。せめて全ての犠牲者に安らかな眠りの訪れんことを。