最終回 変身! カーク船長の危機

#スタートレック #ジャニス・レスター #入れ替わり #エンタープライズ #カーク船長


主人公 カーク船長  脇役 ジャニス

 

印象に残ったセリフ

スポック「エンタープライズの指揮官とは認められません。わたしはあくまでもあなたに反論するつもりです!」



ストーリー

遭難信号に応えて救援に向かったカークたちは、放射線を浴びて重態のジャニスと医師コールマンを収容する。ところが、カークの元同僚でもあるジャニスはカークを逆恨みしており、不意をつかれた彼は装置で2人の肉体を入れ替えられてしまう。カークに成りすましたジャニスはカークを抹殺しようと・・・。


感想(ネタバレ注意) 

 今回で、スタトレシリーズはおしまいです。

このエピソードの見どころは、

自分が女であるために宇宙船船長になれなかった、と

思い込んでしまったジャニスが、

カークと魂を入れ替えて、エンタープライズの船長になりすます

ところでしょう。


ジャニスの主張は、自分には船長になるだけの

素養があるのに、女と言うだけで

その地位に就けなかった、というもの。


日本の現状も似たようなものだなあ、と

ちょっとばかり、ゆううつです。

女が自分の上にいるということが、

がまんできないみたい。


そんな人たちがいっぱいいるから

女性天皇というのもいないのかな。

女系の天皇は、歴史的にいなかったというのが

理由なんだけど

歴史って、時代によって変わっていくものでしょう。


そりゃあ、女は出産や育児があるかも知れない。

しかし、そういうのは男の人も手助けしたりしてくれたら

だいぶ助かると思う。

企業のために人間がいるんじゃないでしょう?

それとも、子どもを産めと政府が言うのは、

経済発展のためですか(笑)


日本に住む一女性としては、

ジャニスの立場はめちゃくちゃよくわかる。

ちょっとばかり、イカれてたし

やったことは暴力的だったけど

自分がもし、男性だったら

あれもやりたい、これもやりたいって

想像することは、わたしだってあるもんね。


エンタープライズのみなさんは、

人格が豹変したカーク船長(実際はジャニス)を見て、

反逆心を持ちます。

カーク船長の性格がまるっきり違っていて、

顔を真っ赤にして怒鳴るシーンは、

ウイリアム・シャトナーの

演技力に感じ入りました。


だけどねえ。

はじめは装置で入れ替わったのに

なぜ、平常にしていて元どおりになるんだろう(汗)

いや、もうご都合主義は慣れましたが……(爆笑)


スポックさんが、精神融合でジャニスの正体を知り、

あくまでもジャニスに逆らうシーンが

わたしには印象的でした。


ジャニスさん、治療を受けたら

今度こそ、ちゃんと船長になれるとイイネ。

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スタートレック:宇宙大作戦 感想コラム 田島絵里子 @hatoule

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