食べ物の大人買いは工夫がいるぜっ！ 一人暮らし生活の知恵を共有しよう

おいしい卵の使い方

　みなさ～ん！　ちゃんと食べてますか～

　しっかり栄養のある物を食べないと、夜の生活にも支障が出るのでは？（笑）

　そんな訳で、私が極貧生活を送っていた学生時代、特にアルバイトをしておらず、仕送りのウン万円だけでひとり暮らしをしていた頃に培った食生活を暴露したいと思います。

　本当はもっと優雅なグルメレポートみたいなのを書ければいいのですが、いかんせんそんないい身分ではありません。それに限られた人しか楽しめない話よりも、より多くの人達にささるお話にしたいなと。

　同じように日々の食事代に苦労している方、主に一人暮らしの方が参考に出来ると思いますが、限られた予算でやりくりしている主婦の方にも参考にしていただけたらより嬉しいです。

　さて、今回のテーマですが、「卵」を上手く使った色々な料理を紹介したいと思います。

　卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素を全て含み、「完全栄養食品」と呼ばれる程栄養価豊富な食品です。 炭水化物はあまり含まれていませんが、たんぱく質や脂質をほどよく含み、ビタミンやミネラルも豊富です。

　しかもおいしく、色々な料理に使う事が出来ます。それになんといっても安く手に入れる事が出来る。それでいてけっこう長持ちするから、極貧生活の救世主のような存在ですね。

　例えば、今だとスーパー「ベルク」では、水曜日と日曜日に他に1000円以上買い物をすれば100円で10個入りが手に入ります。

　地域によっては、もっと安く手に入るスーパーもあるかと思います。

　ある程度長持ちする物であれば、「大人買い」する事でけっこうな節約になります。

「大人買い」とは、もともとは大人がおまけ付き菓子や漫画等の子ども向け商品を大量に買う事を言いますが、転じて個人が大量に商品やサービスを買い込む事全般をさすようになりました。

　卵は長持ちするとはいっても冷凍食品とかレトルト、乾物と比べるとやはりある程度短期間で使い切る必要があります。

　さて、一人暮らしで卵10個を短期間で使い切るのはけっこう大変です。傷んでしまって廃棄するはめになったら、何のための大人買いか分からなくなりますので。

　そこでどうするか。私は卵メインの料理を食べる日と、サブの日、全く食べない日と変化をつけて、なるべく飽きずに卵を食べきる工夫をしました。

　卵メインの料理としては、目玉焼きや卵焼き、オムライス等がありますね。目玉焼きや卵焼きはご飯のおかずにもなれば、朝なんかだとトーストと一緒に食べる事も出来ますから、これだけでも色々なレパートリーに対応できます。

　朝のトーストのお供としておススメは、ベーコンと一緒に目玉焼きにする事。

　また、卵は色々な味付けをする事が出来ます。シンプルに塩・こしょうをふるだけでもおいしく食べられますし、醤油もソースも合います。

　ソースも普通の中濃ソースからステーキソース、デミグラスソース等色々なのが合う。焼肉のたれや味ぽんもなかなかいけます。ケチャップやマヨネーズもいいですよね（もちろん好みによります）。

　マヨネーズは卵サンドを作る時にも使いますよね。

　卵サンドはゆで卵をみじん切りにして、マヨネーズにあえた物を食パンでサンドして作ります。

　ゆで卵はスライスしてサラダに入れても美味しいです。ドレッシングもどれも合います。フレンチはもちろん、和風、イタリアン、ごま、サウザンアイランド、オニオンetc……

　そしてサブ。卵の真骨頂は色々な食材と相性がいい事です。ここではあまり複雑で本格的な料理は割愛します。あくまでも素人で調理に時間をかける事が難しい、ひとり暮らしの人を想定していますので。

　かつ丼や親子丼等の丼ものは卵を使った簡単料理の定番ですね。牛や豚を卵でとじた「牛とじ丼」「豚とじ丼」も美味しいです。

　ハンバーグと卵も相性は抜群です。目玉焼きを付けたハンバーグはファミリーレストランでも定番の人気メニューになっています。

　続いてチャーハン。チャーハンは卵なしでは考えられない程卵と合います。

　あと味噌汁に入れたり、スープに入れてもなかなかいい感じ。

　更に、麺類も卵が良く合います。ラーメンやつけ麺の味玉は、トッピングの中でも高い人気を誇っています。

　さて、ラーメンやつけ麺は家庭で人気店並みの味を出すのはかなり大変です。特に近年人気の高い「魚介系」スープは、生めんやカップ麺でもコラボ商品が色々出ていますが、やはり本家に比べると２段も３段も落ちますからね。

　そんな中で、比較的家庭でもそれなりにおいしい味に出来る料理があります。それが私が個人的に一番おススメしたい料理です。

　名付けて「親子焼きそば」です。

　作り方は簡単。市販の生焼きそばと、卵、鶏肉又は鶏ひき肉（余ったら次の日に親子丼を作ります）、キャベツ、にんじん（私は千切りにされたパック入りのものを使っています。余ったらサラダ用に使えます）。これだけで出来ます。トータルで100円くらいで済みます。

　調理もただ炒めるだけだから超簡単。鼻歌まじりで他の事をやりながらでも作れます。

　栄養バランスも悪くないです。卵の弱みである炭水化物と食物繊維が豊富ですから。かなり脂っこいのでちょっとコレステロールが心配ですが。

　今は市販の生焼きそばも色々なソースが付いていてどれも本格的。個人的にはシンプルなソースと塩がおススメですが、好みにより中華なんかもいいのではないでしょうか。

　ソース焼きそばには時々カレー粉やカレーパウダーを入れてカレー味にする事も出来ます。

　やきそばのいい所は、あまり技術がなくても食堂に決して引けをとらない味のものが、比較的簡単に出来てしまう事です。

　そして、その鍵を握る食材が卵なのですね。

　炒り卵をやきそばにからめてもよし、目玉焼きを作ってそえてもよし。目玉焼きをそえたやきそばは、ショッピングモールのフードコート等の人気メニューです。絶対美味しいですよ～

完

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　読んでいただきありがとうございました。

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