第2話 バスケ部入部!!?

「この金髪野郎…ぐっ…」

テニサー(ヤリサー)へ入りたかった俺(真希)だが金髪の男に邪魔をされてしまった…

夢の大学生活の始まりで躓いた俺。

どうなる、俺ぇぇーーーーー!



「おい、お前」 

金髪野郎が鼻につくが男では誰もが羨むようないわゆるイケボで話しかけてきた。

「何だお前、俺の邪魔をしやがって。親父に言いつけて、お前んちの土地ごと買い取って、仏花で埋め尽くしてやろうか。」

「まあまあ、そう怒るな。お前もキラリちゃんに好かれるがためにテニスを始めようと思ったのだろう?」

何を言っているか分からず聞き返そうとすると、

「まだ俺達にはバスケがある。そうだろ?キラリちゃん推し同士仲良くしようじゃぁないか?」


分からん。何が言いたいのかさっぱり。分からん。

謎の言葉の羅列の連打攻撃に立ち尽くしている。

そもそもこいつの着ているパーカーよく見ると魔法少女のような格好をした女の子がプリントアウトされている。

「なぁ、何なんだその服。その女の子好きなのか?」


「あああああんだろごらあぁぁ!!!?これはキラリちゃん!!安羅儀キラリちゃんだろがぁ!!

年齢不詳、地球に住むお兄ちゃんを助けに遠い銀河の果からやってきた天使、好きなタイプはサッカーかバスケやってる男子!!そのために俺はテニスのサークルに入りたかったぁあ!」


きしょっ。きしょオタだったわ。なんだって顔はいいのにきしょオタなんだこいつは。


「早いうちこのきしょオタから離れよ(ああわかった。じゃあまたな。)」

「あ?今なんて?」


いや逆、逆ぅー!テンパっちゃって頭の中と言う言葉逆にしちゃったーよぉー!もうおちゃめ!


「んああなんでもない、お前名前は何ていうんだ?」

「俺は涼太って言うんだ。」

「そうか、涼太か、俺は真希。よろしく。じゃあまたあとでなぁー」

と、すぐにこの場を立ちさろうとした。


しかし目の前にやけにガタイのいいおそらく年上であろう人が二人来た。おそらく着ている服からしてバスケ部の勧誘か?


「なぁ君たち二人ともバスケ部に入んない?うち人が足りなくてさー。」


「ちょうど良かった。バスケ部にいれさせてもらう。」

「僕はいいですぅー。」

と、入部を決意した涼太を横目に俺は颯爽と去ろうとすると

「「まあ待てや。」」


ガタイのいい男二人に掴まれるのはあまり気分が良くないな。


「人が足りないんだ。入ってくれないか?」

「いやでもバスケ部なんて…」

「女の子いっぱいるぞ」

「実は僕マイケルジョーダンの生まれ変わりで」


まさかの女の子いっぱいるぞ宣言を聞き、バスケ部入部決定!安西先生!バスケがしたいです!(夜のダンクコンテストにしか興味なし、なお意味不明)

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残念すぎる俺ら @rezoko0010

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