残念すぎる俺ら

@rezoko0010

第1話 大学生に俺はなる!!!

「うそだろ…大学に落ちてる…」

親が勧める有名私立大学に受験したところ見事大学に落ちちゃった俺☆

仕方なく親の有り余る金とコネをフル活用してなんとか入ったFラン大学、阿呆九左大学!

大学に落ちたのは悔しかったけど、俺はここで花々しいキャンパスライフを送るんだぁーい!!


――入学式――

午前中は大学の近くのホールで式典があった、寝てて気付かなかったけどこの大学、可愛い子多くないか!?

それもそのはずこの阿呆九左大学は最近出来たばかりで建物も新しく、設備が充実して、中にはカフェなどもありJD(女子大学生)が集まるにもってこぉぉーいの場所なのだ。

「さぁーて、誰に話しかけようかなー!」

と大学に戻り学科の説明を受けたあと俺は可愛い女の子達に見惚れていた。

女の子達に夢中で気付かなかったがどうやらサークルの歓迎などが盛んに行われている。

「サークルかぁー。」

サークルに入る→同学年や先輩の女の子と仲良くできる→あわよくば女の子達と夜の活動も…

「よし、サークル入るか。」

大学でヤリサーの定番と言えばテニスサークル、誰がペニスサークルなんて言い始めたかは知らないが俺もテニサーに入って夜のフィフティーンラブをかますか。(意味不明)

早速テニサーの勧誘っぽい人に近づいてこう言った

「「入部お願いしまーーす!!」」

ん?隣の金髪も同じこと言ったのか。

ふん、顔が良いだけで女が食えると思うなよ、スットコドッコイ。

「すいませーん、もう人数いっぱいでねーあと一人なら入れるんだけど…」

「なあ、君。僕に譲ってくれないか?」

と優しい言葉でこの金髪野郎に言った。

すると、

「はぁ?お前が譲れよ、マヌケ」

と、金髪。

「あん?舐めてんのか、おい?」

「お前こそ舐めてんだろが?おい」

と睨み合ってると、テニサーの勧誘の人たちはもうどこかに行ってしまったようだ。

この金髪のせいで…

 俺の夢のキャンパスライフの1日目は変な金髪イケメンのせいで狂ってしまった、この後こいつにもっと狂わされることを俺はまだ知らなかった。

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