競馬は、二度ほど「連れて行かれて」参加したことがある程度でそんなに詳しくはありませんが、わからない私でも楽しく読めました!競馬をただのギャンブルとするのではなく、馬たちをよく見て、愛して追いかけているのだなー、と、文章からも思いが伝わってきます。楽しかったです!
オールド競馬ファンもウマ娘ファンも楽しめる作品です。作者の競馬愛を感じられて、本当に熱中して一気読みしました。懐かしい場面が脳裏に浮かんできましたよ!
アニメ2期の主役ウマ娘の一人、トウカイテイオー。最終話の有馬記念、感動しましたよね。ウマ娘好きの方は当然ご存じだと思いますが、あれは史実のレースをまんまアニメ化してる訳です。競走馬トウカイテイオーをリアルタイムで追った作者の、馬券購入という身銭を切っての真剣な対話は、実に臨場感あふれています。作者自身のライフイベント、師匠的な悪友の存在、競走馬トウカイテイオーと一緒に生きた時代感を感じてみてもいいんじゃないでしょうか。
読んでて競馬の時のドキドキが味わえる作品だと思います!このお話ではトウカイテイオーがメインです。トウカイテイオー好きや競馬好きにはたまらない作品です!
最近になって世代を超え、知名度を飛躍的に上げたであろうトウカイテイオー。当時の人々が彼を通じて、何を思っていたのか。その一片が見られる貴重な作品です。作品と共に、ひとりの人間に乗り移り、あの時代にタイムスリップしてみてはいかかですか?