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高校に行ったら、まわりのみんなに自然に女子のように思われてしまった。もともと、自分でも、自分のことを女子みたいやなあと思ってたし、女子のほうが良いなあって考えてたから、高校生になって、みんなから、本当に、ごく自然に女子のように見てもらえて、めっちゃ嬉しかった。

バンドでドラムを担当していて、めっちゃドラムたたくの上手くて、どんな感じのドラムでもたたくことの出来る、カッコ良い男子と同じクラスになり、その男子、椛田くんがいきなり自分の胸をムギュっと触ってきて「胸はそんなには、ないんやなあ~」って言うから、「失礼なっ!やわらかくて可愛くてエッチなのあるよ!」って返してしまった。そのドラムやってる椛田くん、めっちゃカッコ良くて好きやから、胸を触られて嬉しかったし、もっと触ってって思った。宇宙でいちばん好きなドラマーかもしれへん。

高校では、ボクは、体育の授業の前後の着替えとか、プールの水泳の授業の前後の着替えとかは、いつでも女子といっしょに、女子のほうに行って、やっている。まわりの先生方も、友達のみんなも、ボクはそれで良いと思ってくれていて、むしろ、ボクはそうしなさいと考えてくれている。ボクのほうから、そうしたいって言ったわけではないんだけど、まあ心の中では、そうしたいなあと思ってたけど、高校のまわりのみんなのほうから、ボクはそれで良いと、そういうふうに、もっていってくれてた。

ボクは小学生の頃とかも、女の子みたいだったけど、中2で沖縄の中学に通ってる頃から、本当に女子のように思えてきて、中2の時の担任の先生も、めっちゃ良き先生で、ボクのそういう性質をわかってくれて、普通に自然にボクを女子のように考えてくれてて、確かに、体育の着替えとかも女子といっしょにするようにしてくれていた。

中3で大阪の中学に転校していっても、中学の先生方や、まわりのみんなも、ボクの女子のような性質をわかってくれていた。だから学校に行っても、いつも女子といっしょにいたし、女子といっしょに行動していた。

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