第48話 苧環蒸し
小田巻蒸しのことでありんす。
大阪の郷土料理や言うねん。
簡単に言うと
茶碗蒸しの中にうどんが入ってるだけやねん
です。
なので器は丼を使います。
今夜は何故か
温かいうどんを食べたくなったのですが
工夫をしたくなりまして
小田巻蒸しでござります
更に織風風苧環蒸しとして一つだけ工夫をしてみましょう。
何故か!?
冷蔵庫にうどん玉が残っていたからでござんすわよ。
昨日は焼きそばを食べて黄色い麺を美味しくお腹へ処理
処理?
なんかしっくりいかない言葉
後始末はしっかりと!全て完食
料理人の基本でございますわ。
そうそう
苧環は麻糸を紡いでくるくると巻いたものを言うそうです
小田巻蒸しの語源は此処からきているそうですよ。
では行きますか。
うどんをほぐして
巻くように丼鉢に乗せます
溶き卵に白出汁を加えて味を整え
ザルで濾しながらうどんの上にゆっくりと注ぎます
卵は一個が一人分くらいかな?
で、お水を加えます
一人分だと100〜150ccくらいかな?
てか
それぞれの家庭でお造りになっている方法で!
ようござんすよ。
で
この上に具材を乗せますが
ここがミソなのでございます
普通の茶碗蒸しみたいに具材が底にあるのではなく
うどんの上に浮かんでいるので
見栄え良く!鮮やかに!盛り付けましょう。
具材は茶碗蒸しのように
海老さん、銀杏、椎茸、三つ葉は必ず欲しいかな?
豚さんも良いかな?
織風は海老さんは乗せずに
出来上がった小田巻蒸しの上に海老さんの天麩羅を乗せてと
天麩羅うどんみたいにして食しますぅ
がその前に小田巻蒸しを完成させましょう。
アルミホイルなどで丼鉢に蓋をして蒸しますが
蒸し器のない方はお鍋でも大丈夫ですよ。
フライパンならアルミホイルで蓋をした丼鉢を乗せ
フライパンに水を注ぎ
さらにフライパンに蓋をして
どれも中火でコトコトと。
10分から20分くらいかな?
でもって蓋を開ければ
どや!
小田巻蒸しの完成でございますー。
是非
海老は天麩羅にして乗せて
天麩羅うどん風小田巻蒸し
名付けて
織風風苧環蒸し!
大阪の郷土料理小田巻蒸し
召し上がれー。
やんけ?
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